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       H E L L O  I N T E R N

              September 2001
                Vol. 69


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===== 9月号もくじ =====

 ★特集記事 「海外での日本関連情報の入手方法」
 ★インターン・レポート
   今月のテーマ 「映画 Pearl Harbor」
                          「日本を伝える」
            「伝統文化 ―花―」 
 ★海外生活Q&A 「ホームステイ先での食事について」
 ★日本紹介ワンポイントレッスン
      「日本人の名前には意味がある」

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★特集記事 
「海外での日本関連情報の入手方法」

7・8月合併号で「情報」「物」に関するレポートを募集しましところ、
皆さんからたくさんのレポートを送っていただきました。今回はその中
から「海外での日本関連情報の入手方法」をお送りします。
スクールインターンのみならず、海外では日本に関する質問を受ける機会、
日本紹介する機会が結構あります。そんな時のお役立ち情報です。
HPは渡航前の情報収集にもどうぞ。

1.新聞
日本の近況をリアルタイムにつかむ。また社説等を持論の参考に。
・日本語、英語で参照できるサイト
朝日新聞URL     http://www.asahi.com/
読売新聞URL     http://www.yomiuri.co.jp/
毎日新聞URL     http://www.mainichi.co.jp/
日経新聞URL     http://www.nikkei.co.jp/
ジャパンタイムスURL http://www.japantimes.co.jp/ 
共同通信社URL    http://www.kyodo.co.jp/
・日本語のみだが、世界のニュースサイトのリンク集掲載
産経新聞URL     http://www.sankei.co.jp/

2.ホームページ
探したい情報はInfoseekなど検索エンジンで検索。
日本語、歴史、カルチャー様々な情報が得られます。
以下は、寄せられた情報より2001年8月7日現在参照可能なHP抜粋 
外務省(ワールドジャンプ)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/world/index.html
日本文化キーワード http://www.japanlink.co.jp/ka/index.html
日本文化リンク集 http://www.japanlink.co.jp/ij/index.html
3WEB on line Japanese cource
http://home.threeweb.ad.jp/english/jpncntrl/
Information of Japan http://www.japan-guide.com/

3.パンフレット、ビデオ等資料入手先情報
■ スクールインターン 幸若 亜利沙 (オーストラリア)■
Australia Sydney ということで日本の本を扱う本屋さんや
Japan Foundationという図書館があり、そこで日本語教育の教材をたくさ
ん手に入れることが出来て、とても助かっています。日本の本屋よりも
ひょっとするとずっとそろっているのではないでしょうか?というくらい
です。
(Japan Foundationについては学校からの招待状とIDを提示すれば会員に
なれ、本5冊などかなり多くのものを借りられるようになっています)

■ スクールインターン 小野 裕之 (オーストラリア)■
AustraliaはPerthで研修されている方、または、これからPerthで研修予
定の方で日本に関する本やビデオを借りたいと思った時は、兵庫文化交流
センターをお薦めします。年会費$15かかってしまいますが、豊富に本
やビデオはそろっていますし、日本に関する情報も入手できます。また、
月ごとにイベント・催し物などもやってますので、現地の日本語教師の先
生方と知り合える機会もあり、研修を行う上できっと役に立つでしょう。
研修が終わりに近づいた頃に知ったのですが、もっと早い時期に知ってい
ればと思った程でした。
Hyogo Prefectural Government Cultural Centre
25F QV.1, 250 St. George's Tce, PERTH WA 6000
Tel:(08)9321 8536
(兵庫文化センターはオーストラリア以外にもあります。
詳しくはhttp://www.hyogobcc.org またはhttp://hyogo-ip.or.jp)

■ スクールインターン 寺嶋 かおり (アメリカ)■
アメリカモンタナ州で研修中の方へ
アメリカ、モンタナ州の州都へレナに外国人に日本の文化を紹介している
事務所があります。
事務所の名前は熊本プラザ。アメリカ人女性と日本人(熊本出身の方)が
運営されています。事務所ではきもの、折紙をはじめ日本の文化を色々と
紹介されていて、日本のことを紹介した詳しいパンフレットなどもあるの
で、学校などで使うのに役立ちそうなものが色々とありました。又、日本
とモンタナの高校との交換留学生の募集などもされています。
日本語OKなので、ぜひ活用されてみてはどうでしょう。
Kumamoto Plaza
熊本プラザ・モンタナ事務所
34 N. Last Chance Gulch, Helena, Montana 59601
Tel:406-449-7904 E-mail:E-mail:kpmont11@mt.net(11は半角数字

■ スクールインターン 小幡 陽子 (アメリカ)■
到着後、領事館に「在留届」を出すかと思いますが、一筆、「日本文化を
教えるにあったて資料を送ってほしい」と付け加えると、様々な資料を入
手することができます。(無料)
私は、歌舞伎や能、狂言といったビデオやTea ceremonyのビデオ、華道や
書道などのビデオやその他いろいろな冊子をもらうことができました。
もちろんこれらの資料は全て英語。日本語で集めようと思ったらかなり大
変だと思いますので、領事館をうまく活用して活動に役立ててください。
(輸送費も抑えることができます) 

■ スクールインターン 星 三枝 (アメリカ)■
日本領事館を使わない手はない。
私は貧乏インターンだ。たいしてお金を持っていないので、教材・教具も
たいして買うことができなかった。ここにきて2ヶ月。「数、あいさつ、
動物の名前、体の部位、歌」と一通りは教えた。教材も結構自分で使った。
しかし、問題は日本文化についてどう教えるかだ。子どもは英文だけ読ん
でもあきるだけ。視覚で、味覚で、聴覚でいろいろ感じさせなければ、あ
きるのだ。私は、考えた結果、日本領事館へ。相談した結果、ビデオを3
本かり、CD-ROM20枚、ポスター10枚、福笑い、地図、せんす、うちわ、
筆などたくさんの物をいただきてきた。彼らは、日本の政府なので、私達
に好意的だ。躊躇せずどんどんたずねるべきだろう。それが私達にとって
も、日本語を学ぶ子ども達にとってもとてもよいことだ。私はこれからも
何度かたずねる予定だ。

■ スクールインターン 佐野 宏 (アメリカ)■
旭屋という本屋さんがアメリカにも何店か出店しています。私はペンシル
バニアにいますが、ニューヨークのお店に電話をして本を注文したら、な
んと次の日に届きました。いくらか割高ですが、どうしても本が欲しい時
利用してみてはどうでしょうか。インターネットでもアマゾン(アマゾン
ジャパンもある)というのがありますが、電話で(日本語で)注文を受け
てもらえるので便利だと思います。

■ スクールインターン 佐藤 靖子 (UK)■
ロンドンにある団体が’JAPAN ACTIVITY CHESTS’の貸し出しを行ってい
ます。中には、そろばん・ゆかた・筆・ひらがな表など日本文化の紹介に
役立つものが多く入っています。イギリスの学校に対しての貸し出しのよ
うなので、ホストティチャ―に相談の上、次の連絡先に問い合わせるとよ
いでしょう。
The Japan Festival Education Trust
Swire House 59 Buckingham Gate, London SW/E 6AJ
URL http://www.jfet.org.uk

■ スクールインターン 戸部 加代子 (ドイツ)■
Japanische Fremdenverkehrszentrale
Kaiserstrasse 11 60311 Frankfurt/M Germany
tel:069-20353 fax:069-284281
この国際観光振興会のドイツ事務所に「日本についての授業をするのだけ
れど何か資料をいただけないか」と依頼すると生徒全員分のパンフレット
と富士山や七五三などの大きなポスターを無料で送っていただけます。

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★ インターン・レポート

「映画 Pearl Harbor」
8月は広島、長崎の原爆、終戦と日本では戦争について新聞等で多く語ら
れる月ですが、毎年その割合は減っている感を否めません。広島の平和記
念資料館の入館者は減少を続け、昨年度は過去20年で最少だったといい
ます。折りしも、アメリカで活動中の方から寄せられた、映画「Pearl
Harbor」に関するレポートの中から2つをご紹介します。

■ スクールプログラム 小幡 陽子 (アメリカ)■

先日、公開された映画「パールハーバー」をホストファミリーと一緒に見
に行きました。見に行く前にホストマザーから「この映画はアメリカを主
体にして作られたものだから日本人のあなたは不愉快な思いをするかもし
れない。」と言われました。しかし私は、アメリカ側の描く戦争感を知り
たかったので、一緒に行きました。

映画はやはり「日本=敵」という描き方でした。今まで見てきた日本人の
作る戦争ドラマとは全く違い、アメリカにとって日本は
「卑怯者・大打撃を与えた国」という視点。私にとっては新たな戦争につ
いてのとらえ方を学んだ映画でした。

この映画から何を学ぶのか・・・。「過去をむしかえしてどうする」とい
う声もあるかと思います。また、「事実は違う(アメリカ側は日本の攻撃
日を知っておきながら見捨てたということ)」、「えひめ丸の事故はどう
説明するのか」といった対立意見も日本で巻き起こっていると聞きました。
ただ単にこの映画に対して反論するのは簡単です。しかし、この映画を見
て「何を感じるのか」といったことが重要な気が私はしています。

わたしのホストマザーはこう言っています。
「この題材は映画(娯楽)だけで終わらせてはいけない。アメリカ国民に
とって平和について深く考えるきっかけになってほしい」と。

私は日本人として、日本人側から見た戦争の悲劇しか知りませんでした。
しかしこの映画からアメリカ側にもたくさんの悲劇があり、改めて戦争の
おろかさを知りました。
私は日本人にとっても、この映画が平和についてもっと深く考えるきっか
けになってほしいと思います。主観的にならず客観的に一度ゆっくり考え、
未来の平和のために学ぶ必要があると思います。

■ ビジネスプログラム 人見 美智雄 (アメリカ)■

パールハーバーの上映開始と共に、「日本人か」と聞かれたり、街を歩い
ていると「トラ、トラ、トラ」とさけばれた。
祖父が戦死した(日本人にやられた)方もいて、まだ人によっては戦争は
終わっていないのかもしれないと思った。

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「日本を伝える」
どのような姿勢で日本を伝えるか?皆さんいかがでしょうか。

■ スクールプログラム 児玉 直子 (UK)■

現地の方と話をしていて思うのは、やはり文化の違いのせいで、色々誤解
が生じているのではないかということです。例えば、私達日本人は他の国
に旅行してその国の方と話をするとき、なかなかその国の悪い点をわざわ
ざ指摘したり日本の良い所を自慢したりするというようなことはしないと
思います。(・・・と私は思っているのですが)私にとっては当たり前の
ことなのですが、彼らはそれをどうも「日本人は日本よりも自分の国が素
晴らしいと思っている」と受け取っているような気がするのです。もっと
わかりやすい例で言うと「私の顔って四角いのよね」とか言うと、しつこ
いぐらいに「君はそのままでとってもかわいいからもっと自信を持て」と
か言われてしまうのです。逆になぐさめられているみたいでなんだか変な
感じなんですが、彼らは本気で「そんなに自分を卑下しないでもっと自信
をもたなきゃいけない」と思っているのです。標準レベルが違うために
我々日本人がごく普通の調子で話をすると「この子は自信がないんだ」と
思われてしまうのです。だから日本人が他の国のことを緑が多くて美しい
とかほめながら、日本のことを全然ほめないと「この子は日本にいるより
もこの国にいるほうが幸せだと思っている」と思われてしまうみたいなの
です。私は比較してどうこうと言う気はありませんが、日本は日本で素晴
らしい文化を持っていると思っています。他の参加者の方がどのように感
じられるのかわかりませんが、同じように日本の文化も素晴らしいと考え
ている方にはぜひ積極的に良い面についても現地の方と話していただきた
いなと思います。

■ スクールプログラム 永嶋 茂人 (オーストラリア)■

大学のゼミナールで「異文化間コミュニケーション論」を専攻しているの
で、その分野を応用して、このインターン活動を評価してみたいと思いま
す。前提として「日本を伝える」ということでひとつ間違えば日本を美化
し、日本がその国よりも素晴らしい!ということにつながりかねません。
そういった「自己中心文化主義」に陥らないよう気を付けることが必要で
す。相手文化と自文化を同等のレベルで「比較」し、互いを「Share」
すること「Teach」するのではなく「日本文化」というTopicを
使って「海外で楽しむこと」。このことはいつも頭においています。文化
を相対的に見る「文化相対主義」を用いてインターン活動をしていかない
といけません。

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「伝統文化 ―花―」
インターンレポートの最後は、今も伝統文化が生活に生きているハワイと
タイから、さわやかな「花」に関するレポートをお伝えします。

■ ビジネスプログラム 税所 千恵子 (アメリカ)■

ここハワイではいろいろな場面で”レイ”が登場します。私も到着してす
ぐ空港で首にかけてもらいましたが、ハワイという独自の文化がアメリカ
という国でありながらいたるところに感じられます。様々な伝説があり、
花や木にもハワイ語の名前があり、たくさんの意味を持ち、儀式の前には
必ずChantがあり、伝統的な一面を英語とあわせてハワイ語の中に見
つけることができます。誕生日、卒業式、送別会、これまで何度か”レイ”
を贈りあう姿を見てきましたが、私は日本から持参した折り紙で鶴や花を
作って”レイ”にしてプレゼントしています。スクールインターンほど
使用しないかもしれないかも・・と少ししか持ってきませんでしたが、予
想を越える反響にあわてて追加の折り紙を日本から送ってもらったほどで
す。本来なら生花(しかもその日の朝つんだ花、葉)を使ってレイを作る
のが本当の”レイ”なのですが、私はそのハワイの文化を勉強して決して
軽い気持ちではなく、意味を考えて、それでいて日本の文化をも考えてレ
イを作り、説明しています。現在、海外でインターン活動をされている方
も、これから出発される方も折り紙と簡単な折り方の説明はできるように
しておいた方がいいと思います。私はさらに折り紙を使った、ビックプロ
ジェクトを計画しています。

■ スクールプログラム 荒川 加代子 (タイ)■

ワン・ワイ・クルー(クルー:先生/Thanks Teacher’s
 day)が6月全国の学校で行われた。生徒達は教室ごとに2つづつの
アレンジフラワーをつくる。その技術はとても細かくすばらしいものだっ
た。午前中の2時限をかけてつくるのだが、日本とタイの花への細工の仕
方はとても異なり、1度、花をバラして(花弁、くき、葉など全て1枚づ
つバラバラにしてしまう)そのあと糸でつないだり、葉っぱに花びらの細
工を縫いつけるなどする。花そのものの形を大切にする日本の感覚とは違
い、全く違う形になった美しい”花”を楽しむ。とても細かい作業を生徒
達は”普通”に(特別な技術と言う感じではなく)こなしていく。ワン・
ワイ・クルーのアレンジフラワーは小学校でも作るので毎年作り続けてい
る高校生はとても手際よく、出来上がりもとても精巧で美しかった。基本
的に3種の花が使われ(勤勉、グッドマナー、協力などの象徴)その他は
クラスごとのアイディアによりアレンジされる。セレモニーでは、先生に
アレンジフラワーを献上し、お経を唱え、生徒誉声を全員で行う。タイで
は学校でも伝統文化の教育が行われているのでタイ舞踊も全員踊れるし民
族楽器の演奏もできる。日舞を踊れたり、三味線や太鼓のたたける人は
限られた人しかいない日本とは違う面がたくさんある。

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★ 海外生活Q&A

今月のケーススタディ
 「ホームステイ先の食事について」

外国でホームステイをした人から、食事が合わなくて困ったという話をよ
く聞きます。こちらにもそんな報告が度々寄せられます。そこで、そうい
う問題のいくつかをご紹介して、解決策を一緒に考えてみたいと思います。

「基本的な食材がない。食事時間が遅い。その割に料金が高い」
UK・カルチャーインターン
「ホストファミリーには小さい子供が3人もいて、食事も子供に合わせて
いるのであまり私の口には合わない物が多いが、冷蔵庫にもあまり食べ物
が入っていないため、自分で作ろうにも材料がないのがたまにきず」
          オーストラリア・スクールインターン
「食事がサンドイッチ、ピザ、ハンバーガー等のチェーンフードでの外食
か、冷凍食品とスナック類だけなので栄養がとても心配です」
アメリカ・カルチャーインターン

食事に気を遣う私たち日本人にとっては、時間もお金もかけず、品数も少
なく、時には冷凍食品や缶詰で済ませてしまう食事には、馴染むのが大変
かもしれません。たかが食事、されど食事ですね。このような環境の中、
ホストとの関係も壊さず、食事の問題を解決していくのは、なかなか難し
い事ですね。ではどうしたら良いでしょう。いくつか考えられる方法を書
いてみましょう。
1)長い一生のうちの、たかが一年のことじゃないか。これも良い経験と
思って不満を唱えない。
2)たとえ食事が豊かでも、会話がなければ何にもならない。楽しくない。
出されたもののマイナス点にばかり注意を向けないで、ホストとの会話を
豊かにする努力をする。
3)ホストファミリーに支払っている金額は、その全てが食費というわけ
ではない。部屋やベッド、シャワーも使うし、光熱費だってかかる。そう
考えて、たまには自分で買って料理を作り、ホストにも食べてもらう。
(自分の好みを知ってもらう。)
4)買い物に行く時は一緒に行って、欲しい食材を買ってもらい、休みの
時などは自分で作り、皆にも食べてもらう。
5)必要な食材を買ってもらい、時間があれば、交代で料理を作る。

ビジネスインターンとしてアメリカで活動していらっしゃる方からの解決
策をご紹介致します。
「食生活の違いで悩んでいましたが、その後ホストの方と話しをして、お
肉ばかりでは食べられない(特にお肉がドーンと出されるが)のと野菜を
バラエティーに取りたい等を伝えました。料理も交互に作ってみようとい
う事になりました。その後は野菜はいろいろ種類が増えました。マザーも
料理ブックを見ながらお肉をドーンとこってりではなく、違った料理法に
変更してくれています。
作り方等も教えてもらったりして少しずつ、良い方向に向かっています。」

「私はこう思う」「私はこのようにして食事の問題を解決しました」など、
皆さんのご意見を、ハローインターンのアドレスにお寄せ頂きたいと思い
ます。
尚、前回の7、8月合併号でご紹介しました日本食のレシピの英語版があり
ますので、ご希望の方はお知らせ下さい。

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★日本紹介ワンポイントレッスン 「日本人の名前には意味がある」

日本人は生まれてきた子供に親や祖父母等が、愛情をこめ、願いを込め命
名をします。名前には意味があり、どのような漢字を使うか、さらに画数
までも考えることが多い。
このような習慣は日本人特有のものです。カトリックの国では、聖人の名
前から名前を選んでいるそうです。
自己紹介をするとき、是非ご自分の名前の意味と日本の習慣について話題
にしてみてください。あなたの名前がさらに印象付けられるでしょう。

例えば、「鈴木敦子」さんが自己紹介をすると・・・
「私の名前は”Atsuko Suzuki”です。ファーストネームは”敦子”ファミ
リーネームは”鈴木”、日本語では「鈴木敦子」とファミリーネーム、
ファーストネーム順で言います。
ファミリーネームは父か母、いずれかのファミリーネームを名乗り、私は
父のファミリーネームです。
ファーストネームは私の為に親が付けてくれました。”敦子”の”敦”は
人間性のある、親切などの意味があり、そのような人になるようにとの
願いがこめられています。私はこの名前がとても気に入っており、そのよ
うな人になりたいと思っています。このように日本人のファーストネーム
は、両親や祖父母等が意味を考え、名前のような人になってほしいという
願いを込め、付けます。
Human、kindnessな”敦子”よろしくお願いします。」

自己紹介する相手の年令、人数によって言い回し、説明の詳しさなどをア
レンジしてください。、スクールインターンの方が子供たちの名前に意味
を込めた漢字をあてて書いてあげても喜ばれるのではないでしょうか。
また、民族、国によって異なる命名の方法を聞いてみるのもおもしろいで
すね。

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★ 編集後記

学ぶのが楽しかった思い出について、子供から学生時代を思い返してみる。
学校の先生、塾の講師、習い事の先生。何人かの先生が浮かぶ。
共通点は・・・その教科や教える分野・内容を愛していて本当に楽しそうに
語っていた。代謝の研究が専門で、研究の為、もぐった海の海草のことを、
恋人のことをのろけるような笑顔で話す先生がいたりした。
日本のことをそんな風に伝えてみてはどうだろう。

そのためには、よく知ること。知らなければ愛せない。
研修国が大好きでその国を知るために、日本のことを知っていくのでもよい
と思う。

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■ 編集・発行:インターナショナル・インターンシップ・プログラムス
       〒113−8419 東京都文京区西片2−22−21

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〜30年間、国際交流を支援しています〜
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