Club-IIP では iiPインターンシップ に登録された方を対象に様々なサポートをしています。
Home(ClubIIP)   www.clubiip.com OBOG向け
スタッフ採用情報
 
iiPインターンシップ
のホームページ
個人情報保護方針
イベント・講座  ハローインターン 海外イベント 役に立つリンク OG/OB 書籍 譲りますコーナ
ホームページ紹介 カルチャー講座 パソコン講座 現地お役立ち情報 ご紹介特典制度
参加準備   研修中 
(危機管理含む) 
修了(OB/OG) 書類・資料 役に立つ資料 体験談
」の箇所はご登録いただいている方専用です。
Hello Intern
 2010年  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月            
 2009年  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 2008年  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 2007年  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 2006年  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 2005年  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 2004年  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 2003年  1月・2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 12月末
 2002年  1月・2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 2001年    2月 3月 4月 5月 6月     9月 10月 11月 12月

■−■−■−■−■−■−■−■−■−■−■−■−■−■−■−■−■−■−■

       H E L L O  I N T E R N

              February 2001
                Vol. 63

■−■−■−■−■−■−■−■−■−■−■−■−■−■−■−■−■−■−■


===== 2月号もくじ =====


 ★私の就職活動記  〜インターンOGは今〜
   モットーは『自分の気持ちに正直に』
   ◇ガーデニング 末永美佐子さん◇


 ★世界ミニミニ歳時記 <バレンタインデー>


 ★月刊じゃぱん通信 <今売れている翻訳本>


 ★インターン・レポート
   今月のテーマ 「語学力とコミュニケーション」


 *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-



★ 私の就職活動記  〜インターンOGは今〜


モットーは『自分の気持ちに正直に』
   ■ガーデニング 末永美佐子さん
    (1999年4月〜9月、イギリスで研修)



成功するためには運を味方につけなければ、とはよく言われる話である。
偶然の巡り合いが人生を大きく変えることもある。
末永美佐子さんは、そんな偶然をチャンスに変えていく
バイタリティー溢れる女性だ。


半年間のイギリス滞在中、末永さんに最も大きな影響を与えたのは、
2度目のホストであるナーサリー経営者の老夫婦との出会いだった。
種作り・土作りからそれを顧客に売り込む営業まで、
仕事の一連の流れを経験することによって経営面でのノウハウを
得ることができたのは、
後にフリーで活動していく末永さんにとって大きな収穫だった。
それに加えて勉強になったのは各家庭の「オープンデイ」。
庭で開かれるそのホームパーティーに頻繁に招かれ、
実際にいろいろなスタイルの庭を見ることができた。


海外生活は自分自身にとって本当にいい経験だった、と話す末永さん。
帰国後すぐに、渡英前に学んだインターンシップ・スタディセンターの
ラスイエッツ先生に報告のメールを送ったところ、
ちょうど欠員がでたところだからぜひ、との誘いを受け、
彼の事務所のスタッフとして東京で働くことになった。
ここでの業務は本人曰く「雑用係」。現場での作業の他に、
経理事務といった所内の秘書業務も任されていた。
しかし先生の帰国に伴う事務所の閉鎖が決まり、2000年4月に退職。
その後も東京で働きたい一心で、秘書として就職先を探すも条件面で折り合わず、
結局実家のある福岡に戻った。しかし「ぼーっとしていることができなくて」、
ガーデニングの仕事をなんとか探そうと、
自分を売り込むために飛び込みで就職活動を始めたが、
先方からはいつも同じことを尋ねられた。
「どんなものを今まで作ってきたのですか?」
具体的に仕事としての実績のない末永さんには
堂々と示すことのできるものがなかった。


そんな折り、あるセミナーでたまたま隣り合った出席者に
何気なくガーデニング関係の仕事をしていることを話したところ、
自宅マンションに招かれ、「お茶するつもりで出かけたら」
突然そのお宅の庭造りを依頼された。
驚きつつも喜んで引き受け、納得のいくものを作り上げた。
するとその仕事ぶりと出来栄えに感心した近所の人達からも
同じような依頼が舞い込むようになった。
「お客さんから、こんなのが欲しかった、と言われた時は本当に嬉しかった。」


そして9月。ネットサーフィン中の末永さんの目に偶然飛び込んできた
「ジャパンガーデニングフェア出展者募集」の文字。
東京・台場の東京ビッグサイトで12月に開催されるらしい。
これだ!と思い内容をよく見てみると、
すでに申込期限を1ヵ月も過ぎているではないか。
だめでもともと、「図々しく」主催者に問い合わせてみると、
意外にも「いいですよ」という返事。
スタディセンターで共にガーデニングを学んだ河良子さんと
「ヨシミプランニング」というユニットを組み急遽選考会に臨んだ。結果は合格。
「本当は研修先に選びたかった」というほど好きな東南アジアをモチーフに
作り上げたブースは、このフェア唯一のアジア風ガーデン。
会場内でもひときわ異彩を放っていた。
一人でも多くの人に自分達の作品を見てもらおうと、
実際にアオザイ(ベトナムの民族衣装)を着るなどして
「目立つための」工夫を凝らす末永さん。
とにかく楽しくて仕方がない、といった様子だ。


ガーデニングフェア出展のかたわら、日本の造園の勉強を始めた。
知識を深め仕事の幅を広げたいという意気込みが感じられる。
庭造りに関しては、初めから自分の好みを押し付けるのではなく、
まずオーナーの意見を聞きそれを尊重し、
そのイメージを実現していくのが末永さんのやり方。
「職人の仕事に口を出すな」という日本の造園の古い体質を改めて、
本当に小さな庭でも、マンションのベランダでも、
お客さんの喜ぶものを作っていきたい、と今後の抱負を語る。
「その時の気持ちに正直に、楽しく生きていく」を信条に、
持ち前の明るさで、自らの道を切り開いていくことだろう。



===================================


★ 世界ミニミニ歳時記 <バレンタインデー>


2月14日はバレンタインデー。
日本では、好きな男性に女性の方からチョコレートをプレゼントして
愛を告白する日として定着していますが、
海外では少し意味合いが違うようです。


そもそもバレンタインデーの起源は、
今から約1800年前のイタリアにさかのぼります。
時はローマ帝国時代。皇帝の権力を守るため、ローマ軍の兵士は
キリスト教信者と結婚することが禁じられていました。
この自由結婚禁止政策は人間性に反する、として反対の立場をとった
バレンタイン司教は、ローマ皇帝の迫害を受け殉教。
その処刑の日である2月14日が彼の記念日となりました。
ゆかりの地、イタリアの聖バレンチノ教会ではこの日
老若男女を問わず多くの人がミサに参加するそうです。


このようにして2月14日は「愛の日」とされ、ヨーロッパでは
恋人や夫婦の間で花やケーキ、カードなどを贈る習慣が生まれました。
日本のように「ずっと心に秘めてきた思いを打ち明ける」というよりは、
愛し合う者同士がその愛を確かめ合う、という方が主流のようです。


ちなみに、チョコレートをプレゼントするというのは日本独自の習慣。
戦後、某チョコレート会社が仕掛けたキャンペーンが始まりです。
「本命・義理チョコ」なる言葉も生んだこの国民的行事、
今では日本文化の一部と言っても過言ではありません。



===================================


★ 月刊じゃぱん通信


日本を離れて暮らすみなさん。たまには日本の旬の話題に触れてみませんか?
新聞の一面には出ないけれど、日本の今の風を感じるような生活密着型の話題を
毎回お届けします。


第一回の今月は、今日本で売れている翻訳本についてご紹介します。
大手書店売り上げベストテンの中から、話題のベストセラーをピックアップ。
すでに読んだ人も、そうでない人も、語学力UPのために、
原作にチャレンジしてみてはいかがですか。


◆チーズはどこへ消えた (スペンサー・ジョンソン著、門田美鈴訳)
  原題:Who Moved My Cheese?
      1999年度全米ビジネス書ベストセラー第1位の翻訳。
      チーズを探す2匹のネズミと2人の小人の寓話で、
      世界のトップ企業が研修テキストとして採用しているそうです。


◆ハリー・ポッターと賢者の石(JKローリング著、松岡佑子訳)
  原題:Harry Potter and the Philosopher's Stone


◆ハリー・ポッターと秘密の部屋(同上)
  原題:Harry Potter and the Chamber of Secrets
      日本でも依然として強いハリー・ポッターシリーズ。
      子供たちだけでなく、大人も引き込まれてしまう作品です。
      比較的平易な英語で書かれているため、日本でも英語の勉強用として
      原作を読む人が増えているようです。


◆ 金持ち父さん貧乏父さん 〜アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学〜
   (ロバート・キヨサキ著、白根美保子訳)
  原題:Rich Dad, Poor Dad
      金持ち父さんの教えを記した「教えの書」と「実践の書」の
      2部構成でお金持ちになる秘訣を説いています。
      著者のキヨサキ氏はハワイ生まれの日系4世。


◆話を聞かない男、地図が読めない女(アラン&バーバラ・ピーズ著、藤井留美訳)
  原題:Why men don't listen & women can't read maps
      なぜ女は方向音痴なのか、
      なぜ男は一人っきりになりたがるのか、といった
      男と女の不思議に答えてくれる本。



これからも生活に密着した日本の情報をお伝えします。
取り上げて欲しい話題などありましたら、編集部までお寄せください。
メールアドレス:hello@internship.or.jp



===================================


★ インターン・レポート


今月は「語学力とコミュニケーション」というテーマで、
インターンの方々からの体験談をご紹介します。
(なお、体験談は一部を抜粋させていただきました。ご了承ください。)


これを読んだ皆さんからのご意見やアドバイスなどお待ちしています。
誰もが感じる「コミュニケーションの壁」を乗り越えるには
どうしたらよいのでしょうか。
ご自身の体験も交えてぜひお寄せください。
メールアドレス:hello@internship.or.jp
または郵送で「ハローインターン編集部」まで



■スクールプログラム 降籏 桂 (イギリス)■


私は今5人の外国人とハウスシェアをしています。
家の近くにも私たちと同じようなアシスタントがハウスシェアをしていて、
総勢約15名全員がヨーロピアンです。
覚悟はしていましたが、皆英語が堪能で、ペーパーバックを普通に読んでいたり、
テレビや映画のジョークも理解できる程なので、
私は彼らの話していることを聞き取るだけで精一杯。
言いたいことの10分の1しか言えずに、くやしい思いをしています。


ここに来て思うことは、アジア人が一人でヨーロッパの人々の中に入っていくのは
かなりエネルギーが必要だということです。
彼らはよく喋り、会話のスピードも速いためなかなか入っていけないのですが、
自分から積極的に行かないと取り残されてしまいます。
私の英語力がpoorなせいもあり、思っていることが伝わらず、
もどかしい思いをしていますが、話そうとする姿勢が大切なのでしょうね。
毎日のようにカルチャーショックを感じていますが、
ホームステイとは違った貴重な経験なのかもしれません。
今はまだぎこちないですが、
これほどたくさんのヨーロッパの人々と共同生活をしたり、
友達になる機会はなかなかないように感じます。



■スクールプログラム 織田 紀子 (オーストラリア)■


メルボルンで生活し始めて早くも1ヵ月が経ちました。
たった一つの悩みといえば、やはり私の英語力です。
4年間英米文学を専攻して、
もっと勉強してきたことを活かしたいと思ってここへ来たはずが、
実際の生活となると、大変さは思っていた以上です。
言いたいことがあっても頭の中で文章を組み立てている間に
次の話題に変わっていることも少なくありません。
そのため、当たり障りのない日常の会話はできても
そこから前に進まないことに、時々イライラしてしまいます。
1ヵ月を過ぎると周りの人達も、私の英語力は上達していると思って
普通の速度で話をするようになり、それについていくのが必死です。
ささいな会話も常に注意深く神経を集中して聞くことは容易ではありません。
毎日新聞を読んだりニュースを聞いたり、
自分でもできる限り努力はしているのですが、
やはり慣れるより他はないのかもしれません。



■スクールプログラム 山本 浩一 (イギリス)■


私のホストスクールは先生が80名ほどですが、
職員室はとにかく明るく、先生同志のおしゃべりが絶えません。
というのも、日本の学校と違い、ラウンジ感覚でソファがあり、
職員室自体が先生の憩いの場になっているせいかもしれません。
私もそばにいて話をしますが、
なかなか最初は話すきっかけがありませんでした。
しかし最近は少しずつコミュニケーションがとれてきて、ほっとしています。
自己紹介、これからの抱負、趣味、お天気など、
とにかく何でもよいから話しかけてみることです。
たまに、自分の英語力のなさに落ち込んだりもしますが、
ネイティブの中にいてちょっとでも会話できるようになったんだから、と
言い聞かせたりしています。



■スクールプログラム 森山 佳代 (オーストラリア)■


オーストラリアに来て初めて感じたことは「とても早口、なまりがある。」
英語で会話がスムーズにできるほど日本で勉強していなかった私は、
ほとんど会話することができませんでした。
初めの2ヵ月ぐらいは「日本に帰りたい、なんでここに来たのか」と
思うこともありました。
インターンとしての参加を望んでオーストラリアに来たはずなのに…。
会話に参加できない(しようとしなかったのかもしれません)と感じた時期を
今思うと「無駄に過ごしてしまった」と感じています。その時の自分は
毎日生活していくのが精一杯で、心に余裕がもてませんでした。
いつその壁を乗り越えたのか自分自身にも分かりませんが、
今では何事に関してももっとポジティブに考えられるようになりました。
会話ができなくても同じテーブルに座る、
何か一つでも質問を考え、教えてもらう、
いろんなことに興味を持ち、会話の中で興味がある話題が出たら話しかけてみる、
など、会話が楽しい今だから言えるのかもしれませんが。
これから参加する人に一言。「英語力を高めておいた方が絶対に良い」



■スクールプログラム 井上 愛 (ニュージーランド)■


ここGreymouthに来てもう1ヵ月以上が経ちました。
日本にいる時に何となくしか英語を勉強してこなかったことを
すごく後悔しています。
英語力によってここでの生活の有意義さが大きく変わります。
ホストティーチャーとの連絡事項を伝えるのも一苦労だし、
何より、子供たちが私に対して話しかけてくれているのに、
その言葉が理解できないがために、何度歯がゆい思いをしたことか…。
いろいろ教えてあげたい、子供たちの話をもっと聞いてあげたい、と思っても
自分の英語力の低さのためにそれができないのはとても悔しいことです。
だから、一日でも早く英語が聞き取れるようになり、
自分の思っていること感じていることを、
今よりも多く語れるようになりたいと思っています。


これから出発する皆さんも、
こちらに来れば嫌でも英語と触れるからいい、と高を括らずに
特にヒアリングを重点的に英語を勉強してきた方がいいです。
1ヵ月経ってやっと何となく話していることが分かるようにはなってきましたが、
この1ヵ月、自分の英語力のなさに
自己嫌悪におちいることもしばしばありました。
その悔しさを活かしてこれからもっと英語を吸収していきたいと思っています。



===================================


★ 編集後記


明けましておめでとうございます。
メールマガジン第一号となった今月のハローインターン、いかがでしたか。
形式は変わりましたが、皆さんの貴重な体験を他のインターンの方々に
フィードバックする場になれば幸いです。
体験に基づくアドバイスなど、どんどんお寄せください。
それでは、今年がインターンの皆さんにとって充実した年となりますように。


*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-


■ 編集・発行:インターナショナル・インターンシップ・プログラムス
       〒113−8419 東京都文京区西片2−22−21


*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-


〜30年間、国際交流を支援しています〜
iiP インターナショナル・インターンシップ・プログラムス
〒142-0062東京都品川区小山7丁目5-4
TEL:03-5750-7711 FAX:03-5750-7712

Email:info@internship.or.jp
http://www.internship.or.jp

Copyright 2005 iiP. All rights reserved.