News ハローインターン イベント・講座 海外イベント Home
参加準備 研修中 修了(OB/OG) 提出・申込書類 書籍 リンク
■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■

   H E L L O I N T E R N

   April 2007
   Vol. 135

       ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
       インターンでしか私の望みは、叶わなかった
       ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■


◇CONTENTS◇
【1】iiPからのお知らせ
【2】参加者のための準備コーナー
【3】INTERN REPORT
【4】Mikkyのほくほくキッチンライフ
【5】ホームページ・書籍紹介コーナー
【6】編集後記

●○――――――――――――――――――――――――――――――○●
  【1】 iiPからのお知らせ
●○――――――――――――――――――――――――――――――○●
◆活動状況報告(海外で研修中の方用)に「現地お役立ち情報コーナー」新設

海外で研修中の方にご提出いただいている「活動状況報告」に
「現地お役立ち情報コーナー」を新設しました。他の地区の方、これから出発
される方にお役に立つような、現地の情報をお知らせください。
お送りいただきました情報は、次回Hello Intern,ホームページ等にて掲載さ
せていただきます。

●○――――――――――――――――――――――――――――――○●
  【2】 参加者のための準備コーナー
●○――――――――――――――――――――――――――――――○●
出発に向けて準備をしている方々への情報コーナーです。iiP開催のイベント
や、皆さんから寄せられた質問などを紹介します。

◆カルチャー講座のお知らせ

東京会場  2007/4/29(日)
大阪会場  4月はありません。次回は7月の予定です。
名古屋会場 2007/4/22(日)
広島会場  2007/4/14(土)
福岡会場  2007/4/15(日)
札幌会場  2007/4/14(土)
仙台会場  2007/4/15(日)

皆様の参加をお待ちしています。

下記URLより申込ができます。
https://www.clubiip.com/FS-APL/FS-Form/form.cgi?Code=culture-zenkoku-0704


◆出発前オリエンテーションのお知らせ
参加者の皆様にとって実りある活動となりますよう、IIPでは研修修了までサ
ポートして参りますが、その一環として東京・大阪以外の2007年5月以降出発
予定の方を対象とした出発前オリエンテーションを開催いたします。

詳細・お申込はこちらから
http://www.clubiip.com/culture/jizen-kenshu.shtml

5月以降は次の通りです。詳細は追ってご案内いたします。

 1)東京会場 :6・8・10月 最終日曜日 15:00〜16:30
 IIP東京事務所 (東京都文京区西片2-22-21)
 [交通]・東京メトロ南北線「東大前」 (1番出口)下車徒歩5分

 2)大阪会場:7・9月


●○――――――――――――――――――――――――――――――○●
  【3】 INTERN REPORT
●○――――――――――――――――――――――――――――――○●

現在研修中の方々の「体験談」をご紹介するコーナーです。

紙面の都合でその他の体験談・レポートは以下のURLに掲載しています。
お役に立つお話が盛りだくさんはいっています。是非ご覧ください。
http://www.clubiip.com/intern-report/intern-report-0704.html


◆インターンでしか私の望みは、叶わなかった
USA/スクールインターン/Ms. M.A. さん ( 06/04〜07/04 )

語学学校でなく、インターンを選んで良かったと感じている。

私の目的が、英語だけでなく、教育現場の把握、図書館での研修、民話研究等、
幅広いものであったからである。

私の夢は司書である。図書館業界は教育と切ってもきれない関係であり、利用
者として、教育者として、司書として、教育の世界から図書館を研究してみた
かったのだ。結果、日本語クラスだけでなく、学校図書館で、夏休み(3ヶ月)
は公共図書館で研修も積めた。また、趣味である民話研究も、授業を利用し、
日本とアメリカ民話の違い、印象を直接、生徒達から聴取できた。

「英語力は?」というと、日常会話は問題ないが、仕事レベルまでは、ほど遠
い。勤務先が日本語クラスなので、日本語を日々使用し、先生とも日本語で話
すこととなる。もちろん、渡航前と違い、日本語を考えずに、英語から文章を
作成できたり、通訳・会話も日本語クラスでは問題なくなった。

語学学校でみっちり文法から会話まで教えこまれることと違い、独学でしかな
い。英語のみを学びたいなら、語学学校のほうが、成果がでているだろう。さ
らに、生徒(客)として過ごせるのだから、よっぽど気楽だ。

この1年間、私が必要としていたのは、夢のためのスキルと経験プラス英語だ。
つまりは、インターンでしか私の望みは、叶わなかったと言える。



◆職員室にはほとんど先生がいない
Italy/スクール/切石 節司 さん ( 06/09〜07/05/30 )

私がインターン活動をしているフィレンツェ近郊の中学校は、週6日制で授業
は朝の8:15から始まり午後1:10に終わる。先生方も原則的にはそれで
勤務は終了となる。

先生には週1日の休みが保障されていて、時間割が組まれている。人によって
休日が異なるわけである。先生の授業の持ち時間は週18時間と決まっていて、
一日に3〜4時間の授業を持つので、ほとんど空き時間というものがない。そ
して、自分の持ち授業を終えるとすぐ帰宅する。

職員室にはほとんど先生がいないのが普通である。いうならば全ての先生が講
師のようなものである。日本の学校のように生徒指導や部活動指導などがない
ので、こういう体制で十分対応できるのだろうと思った。



◆I wish I could have more interaction with the kids
USA/School-KR-SACE/Jiyoon Hur さん ( 06/10〜07/07/07 )

My Korean culture class has just ended this tuesday.

It went on for 5 weeks, and I had a lot of fun. I took pictures with
the children and made a 'korean name board' with them. Since there
were many good feedbacks of the class, I may have another class going
on after spring break.

These days, I started to go into 2nd grade art class and help them
during their lesson. I also did some artwork with them, and my
favorite activity was making an animal seal out of clay.

It's fun that I'm experiencing again all the things I finished doing a
long time ago. Now I find myself more comfortable with the kids and
know how to control them when they act in a certain way.

It's already spring break next week, and I wish I could have more
interaction with the kids after the break and get closer with them
before my internship ends.



◆自分はここで何をしたいのか
USA/スクールインターン/木村 千穂 さん ( 06/04〜07/04 )

いま一度自分はここで何をしたいのか改めてじっくりと考えてみました。

「自分が伝えたいこと」とは、日本語がどう、日本文化がどうという枠を超え
て、世界中のひとりひとり(とくに先進国の人たち)が「平和」を意識して、
みんなで協力して世界単位で「平和な世界」をつくりたい、という一見とって
も大きな概念に思えることですが、これが自分の本当に伝えたいことなのだと
再確認しました。

もちろん、自分が日本語の先生であることも忘れてはならないので、「日本」
と「平和」と「世界」を絡ませつつ授業案を計画し始めました。

それを踏まえ、この1ヶ月で行った活動の例を挙げます。

@日本の学校生活を改めてくわしく紹介するなかでアメリカにはない風習を見
つけ、なぜそれが行われているのか考えてみる。

(全校清掃、給食を残さずに食べる努力をするetc...)

そこから自分の生活を振り返ってみて、アメリカや日本は豊か過ぎる生活にあ
ることを理解しました。

A日本の戦争について描かれた絵本の朗読を通して、第二次世界大戦中日本と
アメリカは敵同士だったこと、たくさんの両国の罪の無い命が奪われたこと、
さらに今でも戦争が行われている場所もあることなどを生徒に伝え、戦争に対
しての思いを話し合いました。

B「小さな世界」を日本語の手話つきで歌いました。さらに、歌のテーマにつ
いても理解しつつ進めました。

その他。。日本の生徒との文通の手紙を書く作業なども行いました。

一週間に各クラス30分しかないというのがとてもつらいですが、できる限りの
ことをやって後悔することなく帰りたいと思います。



●○――――――――――――――――――――――――――――――○●
  【4】  Mikkyのほくほくキッチンライフ
●○――――――――――――――――――――――――――――――○●
オーストラリアにてスクールインターンの活動をされた S.K.さんより
----------------------------------------------------------------------
ホームステイで得たものは多くありますが、料理レシピもその1つです。
その家族、特に奥さんと仲良くなるとその後のステイが楽しく過ごせると思い
ます。その手段として一番良いのが一緒に料理を作ったり、レシピを教わると
言う事です。

私はこちらにいる間に一冊レシピ本ができました。私の集めたレシピの中から
日本人の口にも合うと思われるもの1つ紹介します。

*****************************************************************
Anzac Biscuits(オーストラリア、ニュージーランド独特のビスケットです。)
*****************************************************************
★レシピ☆
125g 小麦粉
1 table spoon (25g) ゴールデンシロップ
150g 砂糖
1/2 tea spoon (2.5ml) 重層
90g ココナッツ
2 table spoons (30ml) 熱湯
90g ロールドオーツ(おし麦)
100g バター

★作り方☆
小麦粉、砂糖、ココナッツ、オーツを混ぜる。バターとゴールデンシロップを、
小さな鍋の中で一緒に溶かす。重層を熱湯の中で溶かし、バターとゴールデン
シロップに混ぜる。

それを小麦粉、砂糖、ココナッツ、オーツを混ぜたボールに流し込んで一緒に
混ぜる。だいたいスプーン程の大きさでトレイに並べ、180℃で約15〜20分焼
く。

ココナッツとゴールデンシロップの風味がなんとも言えず、クランチーでおい
しいです。



●○――――――――――――――――――――――――――――――○●
  【5】 ホームページ・書籍紹介コーナー
●○――――――――――――――――――――――――――――――○●
このコーナーでは、海外での研修準備の参考にと、毎回海外の事情がわかる
書籍やホームページをご紹介しています。


〇出版社: 太陽企画出版 (2006/04)

●『アメリカの事例から学ぶ学校再生の決めて』
ゼロトレランスが学校を建て直した

日本の教育界は、アメリカが過去失敗した教育理念の後を追い、アメリカが
教育を建て直した現実を知ろうとしない」一九九七年二月、クリントン大統領
は「規制を強化し、ゼロトレランス方式の確立」を全国民に呼びかけた。この
“呼びかけ”もあって、現在では、アメリカの学校はほぼ完全に規律を回復し
たのである。現在の日本の学校再生のためには、どうしてもこのゼロトレラン
ス方式を知らずしては、学校を建て直すことはできないと思う。これらのアメ
リカの指導事例を背景にして、しかも現場の教師の側からの視点に立って、日
本教育の改革の一つの提言を述べたのが本書である。
★出版社: 学事出版 (2000/08)

●『いじめととりくんだ国々』
 日本と世界の学校におけるいじめへの対応と施策

学校でのいじめは、日本特有の現象ではなく、欧州、アメリカ、カナダ、オ
ーストラリア、アジア諸国でも急速に増えている。「いじめ」問題の現状と課
題、各国での実践的な対応、多様な防止策を紹介した国際教育セミナーの記録
★出版社: ミネルヴァ書房 (2005/12)

●『いじめがあったら、こうしよう』
 アメリカに見るいじめ対策教育

アメリカの子どもたちがいじめで自殺しないのはなぜか? アメリカにおける児
童生徒の生活面のケアに重点を置いたシステムに興味を抱いた著者が、小
学校から大学までの体験入校・取材を通して見聞きし考えたことを報告。
★出版社: 新風舎 (2004/12)


●○――――――――――――――――――――――――――――――○●
  【6】 編集後記
●○――――――――――――――――――――――――――――――○●

・皆様のご希望をお聞きしています

 ハローインターン編集部では少しでも皆様のお役に立てるよう、皆様のご希
 望をお聞きしています。掲載ご希望のものその他コメント等ありましたら編
 集部までご意見をお送りください。< hello@internship.or.jp >

・「ClubIIPの会員専用ページ」
2005年11月からClubIIPに会員専用ページを設置していますが、
ご利用には下記の「ユーザ名」と「パスワード」の入力が必要です。
https://www.clubiip.com/iip/forms/index.htm

ユーザ名:iip
パスワード:intern

◆フリートークのご案内
(英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・スペイン語)

フリートークを利用される方が増えています。iiPのネイティブスタッフとの
電話による語学レッスンは、登録後から出発まで何回でも無料で利用できます
ので、定期的に週1回レッスンを受けている方もいらっしゃいます。15分程の
時間ですが、気後れすることなく会話に慣れるには十分効果がありますので、
まだ利用されたことのない方は是非ご活用ください。

フリートークの申込みは、前日までに各プログラム担当あての予約が必要で
す。

◆ハローインターンのバックナンバーはこちら
< http://www.clubiip.com/HelloIntern/hello-index.shtml >

◆次回、ハローインターンの配信予定日は5月7日(月)になります。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*--*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
◇編集・発行: インターナショナル・インターンシップ・プログラムス
         〒113−8419 東京都文京区西片2−22−21
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-**-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*