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                       H E L L O I N T E R N

                          February 2004
                      Vol . 97
    
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■□      CONTENTS        □■
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【1】特集記事 私のインターンシップ(2)
【2】INTERN REPORT
【3】心にとどめておきたい名セリフ集
【4】音楽こらむ
【5】大好きNIPPON!
【6】ミッキーのほくほくキッチンライフ(New!)
【7】英語の花道
【8】編集後記


★「IIPからのお知らせ」はこちらをクリック!☆
 < http://www.clubiip.com/before.html >


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  【1】  特集記事 私のインターンシップ(2)
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          インターナショナル・インターンシップ・プログラムス
                     東京事務所 所長 池田 吉和

「池田の体験をこれから参加する人達に語る責任がある」と言われ、前回の続
編としてもう少し詳しく”年寄りの繰り言”を書かざるを得なくなりました。

さて、前回より少し前に時代を戻すと、27歳の池田君は会社に勤めながら、
インターンシップの企画・準備を始めました。動機は語学の上達よりも
「外国ってどんな所だろう?」という単純なものでした。留学という方法もあ
りましたが、お金もかかるし、学校の優の数が両手の指の数に達せず良い学校
に受け入れてもらえないという実情もありました。また、やりたくない課目を
取らざるを得ないことも気が進まない理由の一つでした。何より”象牙の塔”
より一般社会を自由に見たかったのです。西洋文化のリーダーたるアメリカ合
衆国社会を見たかったのです。32年前、かくて1ドル360円の時代、一般
市民が海外に行くのは、なかなか難しいものでした。かくいう池田君もそれま
で飛行機に乗った事がなく、いわんや外国に行くなど、とんでもなかったの
です。しかし見たかったのです。

振り返って見ると準備期間も面白く、出発までの時間は貴重なものでした。

自分の目的に関する調査を進め、新聞社の元特派員達、当時、日本でアメリカ
について最も権威があると言われている人を訪ねたりしたことを懐かしく思い
出します。図書館にもよく行きました。「無職では怪しまれるのでは?」と、
ある参議院議員のアドバイスにより講談社の社外特派員の肩書きだけもらいま
した。無論、報酬はゼロ。この間、東京で会った日本人、外国人達には、現地
で再会したり、知り合いを紹介されたりと本当にお世話になりました。自分の
交友範囲を出来るだけ広げることの大切さ、面識の有無に関わらず、目的を話
し、理解を求めれば結構、人は助けてくれるものであると実感しました。語学
よりも、希望分野での日本の事情、日本の知識の必要性も実感しました。特に
西欧社会では自分を主張し、印象付ける為にとても有益ではないでしょうか。

(次号につづく)


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  【2】  INTERN REPORT
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★ スクールプログラム  吉田 かおる  (フランス) ☆

一人の女子生徒が「サダコ」を読み、感動して広島に千羽鶴を送ろうと、1日
10羽ずつ折り1月25日時点で400羽できたそうです。それを知った先生
が皆で協力しようと呼びかけ、写真 < http://www.clubiip.com/crane.html >
の様に、折鶴を中庭に展示して協力を呼びかけていました。彼女は大好きなフ
ランスアーティストの雑誌の紙を使って折鶴にしていました。

2週間程前から昼食を一緒に取った先生より鶴の話をしたり、聞いたりしてい
ましたが、この事だったとは。よく理解せずに、実際にこの光景を見た時はと
ても感動して涙ぐんでしまいました。たくさんの鶴を一人の女子生徒がコツコ
ツ家で折っていたと思うと、本当にその心が嬉しく、けなげで素晴らしいと思
いました。また先生方の協力も学校見学会のためではなく、純粋に平和を呼び
かけている姿に感動しました。

実際に広島に送り届けられるまで応援し、見守っていきたいと思います。

この学校では生徒、先生を含めても日本人は私一人で、説明をするにも御礼を
するにも、うまく言えず、語学力のなさを痛感するばかりですが、是非、この
感動を、平和への想いは皆同じあるということが、伝わった一コマとして感じ
て頂ければと思います。


◆その他のINTERN REPORTはこちら
< http://www.clubiip.com/taiken2.html >

◆インターンの皆さんからの現地情報はこちら
< http://www.clubiip.com/genti.html >

◆インターンの皆さんからの教案はこちら
< http://www.clubiip.com/kyoan2.html >


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  【3】  心にとどめておきたい名セリフ集
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今月の言葉
         『安定はない、幻想である。』
                           カルロス・ゴーン

前号に引き続き、「日本再生 ひとりからの出発 〜村上龍とリーダーたちの
対話〜」からの一節です。ゴーン氏は、ご存知のように日産自動車の社長兼、
最高経営責任者を務めています。ゴーン氏曰く、「この言葉はビジネス社会だ
けではなく、あらゆる場面で言える。人は基本的に安定を求める生き物である
が、世界は確実にグローバル化が進んでおり、常に変化と向き合うことになる。
その変化を前向きにチャンスと捉え、進んで行く「フロンティア精神」が大切
である。それを持つためには変化という不安を数多く経験し、不安を感じてい
る自分を客観的に見て、逃げることなく解決策を見出すことである。」

海外の生活も常に変化の連続かもしれませんね。生活が落ち着いたと思ったら、
突然、環境が変わったりと、落ち着く暇がないことも多いと思います。常に、
変化という不安に対して「フロンティア精神」が大切になってくるのかもしれ
ません。


カルロス・ゴーン
1954年ブラジル生まれ。1974年、フランス国立理工科学校入学。19
78年、フランス国立高等鉱業学校をエンジニアリングの学位を取得し卒業。
1978年、ミシュラン入社。1985年、ブラジル・ミシュランの社長。
1990年に北米ミシュランのCEO(最高経営責任者)に就任。1996年
10月にルノーに入社し、上級副社長に。1999年6月に日産自動車のCOO
(最高執行責任者)。2000年6月に社長、そして2001年6月、社長兼
CEOに就任した。


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  【4】  音楽こらむ
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英語の学習法・・・。もちろん人それぞれお持ちでしょうが、「同じ映画を何
度も見る!」っていうのもけっこう効果ありです。さぁ、そこでお勧めしたい
のが、笑えるオージー映画「プリシラ」。こちら1994年の作品なので、ご
存知の方も多いかもしれませんね。とはいえ、オーストラリアで活動中の方に
はちょっと身近な一本ではないでしょうか?

オーストラリアの大都市で出会った、ドラッグクイーンの3人が「プリシラ号」
と名づけたバスでAlice Springs(NT州)に向かうまでの珍道中。笑い満載の中
にもゲイ故の寂しさ、切なさが、男心も女心もキュンとさせるお話です。いろ
んな意味でオーストラリアを満喫できる、とっておきの一本となってます。

しかもこのドラッグクィーンは「イギリスから来た男」のテレンス・スタンプ、
「メメント」のガイ・ピアース、「マトリックス」のヒューゴ・ウェイビング
という今となっては豪華な顔ぶれに加え、劇中の曲も素敵。グロリア・ゲイナー
の「I Will Survive」を始め、アバ、ビレッジピープルなどノッリノリぃ〜♪
な曲が満載です。ぜひ、お試しあれ。

・ドラッグクイーン(drag queen):女装した男性


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  【5】  大好きNIPPON!
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さて、ここ最近の日本の話題といえば、映画「ラストサムライ」渡辺謙のアカ
デミー助演男優賞ノミネートでしょうか。海外で活躍する日本人のニュースは
嬉しいものですね。是非、オスカーを獲得してもらいたいものです。発表は現
地時間2月29日です。

鳥インフルエンザがタイ、ベトナム、中国などアジア各地で猛威を振るってい
ます。死者は、2月4日時点で15人に達しました。感染地域は10カ国、特
に中国での感染が懸念されています。日本でもアメリカ産牛肉に次いで、鶏肉
輸入に関して、流通、外食産業への影響が懸念されています。

★Word List☆
・アカデミー助演男優賞
(Academy Awards for best actor in a supporting role)
・鳥インフルエンザ(Bird Flu)

そして今、日本で最も注目されているニュースは自衛隊イラク派遣でしょう。
2月3日、陸上自衛隊本隊第一陣がクウェートに向け出発、8日にイラクの
サマワに到着し、自衛隊の人道復興支援の中核となる陸自の活動が本格的に
始まりました。

「戦後初めて日本の部隊を戦闘地域に送る」自衛隊の任務と活動がこれほどま
でに注目されたことはなかったかもしれません。この派遣がイラク復興への
最良の貢献策になるのか、それとも日本の軍備拡張のきっかけとなってしまう
のか。注目すべき問題であると思います。

日本の世論も自衛隊イラク派遣に関して、賛成と反対がほぼ同率で二分されて
ます(1月25日時点)。主な賛成理由は「イラクの復興が必要だから」「中
東の安定が日本に必要だから」「米国に協力する必要があるから」などで、反
対理由は「軍事以外の方法で貢献すべきだから」「イラク戦争に正当性がな
かったから」「米国への協力に過ぎないから」などです。
各地で派遣反対の集会やデモが開かれたり、陸上自衛隊駐屯地がある北海道旭
川市では派遣隊員の無事を祈るため、黄色いハンカチが市中心部の塔に掲げら
れたりと国民の関心も高まっているようです。

国会でも紛糾、空転が際立ち、イラク派遣は憲法違反か否か、イラクは戦闘地
域であるか否か、などが主な争点でした。2月9日に参院で最終的に自衛隊派
遣が承認され、先ず派遣ありきの事後承認となりました。しかし自衛隊派遣が
特措法の用件を満たしているのか、疑問の点も多く、まだまだ議論の余地が
あったのではないかと感じます。

そもそも、イラク戦争の最大の大義である大量破壊兵器は未だ見つかっておら
ず、米政府は調査を続けるようですが、米英が恐れたような大量破壊兵器が見
つかる公算は極めて小さいと考えざるを得ないということです。

うやむやにされた戦争の大義の中、一刻も早いイラク人主体の政権樹立と復興、
現地にいる自衛隊を含めた各国の派遣兵士・隊員の無事の帰還を心から願い
ます。

★Word List☆
・自衛隊(Self-Defense Forces)
・先遣隊(advance team)
・支援活動(aid activities)
・大量破壊兵器(WMD:Weapons of Mass Destruction)
・暫定占領当局(CPA:Coalition Provisional Authority)

暫定占領当局についてはこちら
< http://www.cpa-iraq.org/index.html >


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  New!【6】 ミッキーのほくほくキッチンライフ
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今月からミッキーのお料理紹介コーナーがスタートします(ミッキーについては
コーナー下の◆参照)。海外でお料理作りにも是非、挑戦してみてください。
ネイティブと何を話したらよいか分からない皆さん、料理を通じて交流をもた
れてはいかがでしょうか。もしかしたら今まで知らなかった意外な面も覗ける
かもしれませんよ。インターンの皆さんからも現地でおいしかった料理があり
ましたらこのコーナーまで< hello@internship.or.jp >レシピをお寄せ下さい。
また渡航前の皆さんもお勧めの料理がありましたら是非ご紹介下さい。

第一回は『アサリのトマトソース』です。

★レシピ☆
アサリの水煮:1缶
ホールトマト:2缶 
サラダ油、オリーブオイルどちらでも:1/2カップ
にんにく:2かけら
固形スープストック:2ヶ
塩:大さじ1
スパゲッティ:適量

★作り方☆
1:鍋に(テフロン鍋が適している)サラダ油を入れにんにく2かけら入れる。
にんにくの色が変るまで炒める(約3〜4分ぐらい)。

2:その間ホールトマトをボールに入れて手でつぶしておく(手はよく洗おう)

3:1の鍋につぶした2のトマトを入れる。(油が飛び散るので素早く入れて
蓋をする)

4:スープの素(Knorrのチキン味があれば良い)、塩を入れ、水分が蒸発す
るまで約20分間ぐらい煮る(蓋をしない方が良いがソースが飛び散るのでアル
ミ箔等を被せる、但し水分が蒸発するようにすっぽり覆わないこと)。

5:アサリの水煮を汁ごと4のソースに入れ、蓋無しで約5分間ぐらい煮る。

6:その間、茹でておいたスパゲッティ(アルデンテ)にかけて出来あがり。

この料理は私、ミッキーがイタリア人の友達から習ったものです。料理を通し
てイタリア文化、イタリア人の事が多少分かったような気がします。難しくな
いと思いますが、わからない点、または英文のレシピをご希望の方は、
< hello@internship.or.jp >までご連絡下さい。

◆ミッキー:過去インターン。海外生活歴12年。掃除魔。肉食家(前世はラ
イオン)。スーパーマーケット大好き。おいしそうに食べている人を見るのが
好き。特にディズニーのミッキーとは関係ない。


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  【7】 英語の花道
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皆さん、和製英語に悩まされた事ありませんか?以前、アメリカで西ナイルウ
イルスが流行したとき、アメリカ人に「West Nile ウイルス」といったところ、
頭に?マークがたっていました。あえてカタカナ表記をすると、ヴァイアレス
(virus)でしょうか。近々、間違い和製英語特集をお送りしたいとおもいます。

さて今月はイディオムの「be supposed to do」です。意味は「〜することに
なっている」教科書でも重要ですが、映画のセリフにもよくでてくる気がし
ます。

★例文☆
映画「ティファニーで朝食を」から
A: What are you doing?
B: It's just that I was supposed to meet somebody.
A: Go with me?
B: No.

★訳☆
A: 何してるの?
B: ここで人と会うことになっているんです。
A: どこか行かない?
B: いやよ。

スクールインターンの方、自分が教えるはずの教室に行ったが、どうも自分の
授業が忘れられているような時は、

"I was supposed to have a lesson today..."
(今日、教えることになっていたと思いますが・・・。)

と言ってみては!?


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  【8】 編集後記
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2月を迎え日本では花粉が気になる季節となりました(でも今年は、例年より
少ないようです)。先日、新聞にティッシュの物価について面白い記事があり
ました。日本ではティッシュ5箱の価格は395円ですが、ニューヨークで
1008円、ロンドンではなんと1957円だそうです。うーん、高い!
インターンの皆さん、日本にいる感覚でティッシュで鼻をかむと痛い目に会う
かもしれませんぞ。

さて、リニューアル2号目を迎えました。皆さんにとって面白いものを書こう
と日々、試行錯誤していますが、いかがでしょう?皆さんからもハローイン
ターンについて、「これはつまらない」などのご意見、「これは面白い!」な
どの賛辞の言葉などもお待ちしています。

なお、前号に引き続き、「世界の子供達のお小遣い」についても投稿を募集し
てます。世界の子供達は、どのくらいの頻度で、いくらお小遣いをもらって
いるのか?どしどしお寄せください!

お名前、プログラム名、研修国を明記の上、下記までお送りください。
Eメール: hello@internship.or.jp
郵送は、〒113−8419 インターンシップ「ハローインターン編集部」
までお願いします。

お寄せいただいた体験談などは、他参加者への情報とさせて頂くと共に、
HELLO INTERN, ホームページ、雑誌などへ掲載させて頂く場合があります。
匿名を希望される場合は、その旨ご記入ください。なお、掲載にあたっては
主旨を変えないよう関連する部分を抜粋する場合がありますのでご了承くだ
さい。

★次回、ハローインターンの配信日は3月15日(月)になります。



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◆編集・発行: インターナショナル・インターンシップ・プログラムス
         〒113−8419 東京都文京区西片2−22−21
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〜30年間、国際交流を支援しています〜
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