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特集記事 現地での節約術 (2003/10)


現地で活動されている多くのインターンの方々は、限られた予算の中で生活していると思います。できればあまり出費はしたくないと、誰もが考えていることでしょう。今回は海外で出来そうな節約の数々を集めてみました。

《日常生活編》

 ●住居費

ホームステイをされている方以外で、1番の大きな経済的負担は不動産を探すことです。住居費を減らすには、都市部を避けて郊外の物件を探すといいでしょう。物価が安く静かで治安もいいし、人は親切で空気もいいです。契約期間は週単位より、月単位、3ヶ月単位というふうに長くすれば割安になります。また、広い家を共同でシェアする手段もあります。
 
 ●食費

キッチンの脇やベランダにハーブの鉢を置き、育てるのもいいでしょう。ハーブは雑草の種類なので、育ちがよく手間もかからずグングン伸びます。食料品が1番安く買えるのは、全国に支店を出している大規模なチェーン店です。逆に高いのは、小さな食料品店とコンビニ。広告に付いてくるスーパーなどのクーポン券を利用したり、よく利用するスーパーの会員になるとお得です。買い物は献立を考えてから行き、無駄な物は購入しないようにしましょう。市場はスーパーより新鮮な品物が多く、多少値段も安いです。ランチはお弁当を持参すれば、出費&カロリーを抑えられます。海外の大都市で日本食材を入手することは簡単ですが、価格は日本の数倍はするので、できるだけ日本から持参した方がいいです。
  
 ●交通費

バス・電車を使わず、自転車通勤。地域によっては無料巡回バスや一定時間内であれば、同じゾーン内を何回でも乗り降り自由、電車やフェリーにも乗ることができるシステムを導入しているところもあります。切符は回数券などの割引切符があれば購入しましょう。

 ●通信費

携帯電話はワーホリのサポートセンターなどで、基本使用料のみでレンタルできます。プリペイド式が主流なところが多いので長期滞在の方はプリペイド携帯を購入することをおすすめします。日本にも持ち帰りができ、安いものもあります。普通電話に関しても、プリペイドカードが売られていて、これを使えばホストへの電話料金を心配する必要がなありません。国際電話も格安でかけられます。ちなみに、「VODAFONE」は、Recharge Card が1年有効なので、あまり使わない方におすすめでプリペイド式もあるようです。日曜日は VODAFONE 同士なら夜9時以降、20分無料通話ができるので20分経ったら1度電話を切り、もう1度かけなおすことも可能。

  ・VODAFONEホームページ
http://www.vodafone.co.uk/cgi-bin/COUK/portal/ep/home.do
 
 ●被服費

基本的にバーゲンを狙い、カタログ会社で注文するときは、発送料が無料な会社を選ぶといいでしょう。フリーマーケットでは値段交渉が可能で、思わぬ掘り出し物を発見できることもあります。

 ●語学・料理などの学習費

公立大学やコミュニティ・カレッジなどでは、比較的安い授業料で講習を受ける事ができ、場合によっては無料の講座もあります。公共的なものを利用して教室に出かけ、さまざまな人々と一緒に勉強すればかなり安く学習できます。
  
 ●レジャー費

海外のショッピングモールは大規模な施設が多く、無料でさまざまなショーやサービスを提供しているので利用してみるといいでしょう。地域にもよりますが、映画館ではその日最初の上映や一定時間(例えば午後3時)前に入れば、半額というサービスを行っています。
 
 《旅行編》

 ●宿泊費

多くの方がすでに利用していると思いますが、YHAなどの宿泊施設は一般のホテルに比べたら格段安いです。しかも、シーツを持参すればさらに割安になります。

 ●食費

YHAではキッチンが付いているところがほとんどで、材料さえあれば料理ができます。そこにいる人達と材料を物々交換したり、出来上がったものをテイスティングし合えばコミュニケーションも取れ、一人旅の食事も淋しくありません。観光するとき、水、りんごなどのフルーツ、スナック菓子等を持ち歩けば、カフェで出費する必要がないでしょう。

 ●その他

シーズンによっては、個人旅行でいく場合よりも団体のパックツアーのほうが安い場合があるので、計画を立てるときに料金比較することをおすすめします。オペラ、音楽会、演劇については、NYなどの大都市の多くで、開演10分前に行くと低料金チケットを買えたり、駆け込み座席(rush seating)と呼ばれるチケットがあります。学割制度が利く場所もあるのでチケット購入前に確認しましょう。

劇場などの当日券を安く販売しているチケットオフィスもあるので、時間に余裕があればのぞいて見る価値はあります。海外では入場無料の施設、美術館、博物館、庭園などが充実しているので、懐を痛めず知的好奇心を刺激できるでしょう。旅行する土地のガイドブックで情報収集することも大事ですが、リアルでおもしろい情報は、現地で発行されているフリーペーパーやClassifiedに掲載されているので、手に入るなら目を通すことをおすすめします。