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Intern Report
2010/03


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◆夢中で楽しんでいる姿を見ると嬉しいものです
USA/海外教育交換プログラム/高橋 芳子 さん ( 09/04〜10/04 )

日本の冬休みにあたるクリスマスブレークがあったにもかかわらず、2月にはウインター
ブレークが1週間ありました。日本に比べると休みが多いように思います。

また、休みなの?との思いになります。

4月になるとイースターでまた1週間の休みがあります。と少々休みの多さになかばあき
れてしまいますが、そこは発想の転換をして、ウインターブレークを楽しみました。

私のいるミシガンは五大湖のそば、カナダのとなり合わせです。従って今は、雪がちらつ
く寒いところです。夏はクーラーなしで快適に過ごせ、汗をかくこともありません。

そんな寒いところからホストファミリーのご両親の別荘があるフロリダへ同行することが
できました。出かける前には、留守中の犬の世話と留守番をする方が来ました。こちらで
はわざわざそういう方をお願いするのですね。驚きました。ペットホテルはあるそうです
が数が少ないと言っていました。

フロリダ・オーランド空港にはおばあちゃんが車で迎えに来てくれていました。夜になっ
ていましたが着くと早速、子どもたちは水着に着替えプールで泳ぎ始めました。温暖で暖
かいフロリダといっても夜は外気温10℃くらいになっています。こんなに寒いのに良く
泳いでいられるなとプールに手を入れるとなんと暖かいのです。24時間温水プールにな
っているとのことです。豊かなアメリカを感じました。

オーランドではディズニーワールドで遊んだり、ネイチャーツアー、エアボートに乗って
のワニ、野鳥の観察をしたり、スペースシャトルの発射基地を見学したり、みかん狩りに
行ったりと存分に楽しむことができました。ホストファミリーの方々は毎年のことなので
どれも既に経験済みのものばかりです。これもひとえに初めての私に喜んでもらおうと高
いお金を出して付き合ってくださるのですから、ありがたいことです。

さて、2月はお箸の使い方で使い終わった割り箸を使って割り箸鉄砲を作りました。作り
方を書いたプリントを渡し、手順にそって同じように作って見せるのですが、こちらの子
は何とか自分で作ろうという気がないのか簡単なゴムを巻くこともしたことがないのか、
need help と言ってたよってきます。しかし、出来上がると的を工夫したり、友だちと
競い合ったりと夢中で楽しんでいる姿を見ると嬉しいものです。

次に日本の子ども向けの本「びゅんびゅんごまがまわったら」を読み語り、その本に出て
くるびゅんびゅんごまを作り楽しんでもらおうと思いました。この本の英訳本などないと
思いますから、日本にいるとき英会話学校のイギリス人講師に手伝ってもらって英訳にし
たものです。

どの学年でも実施しましたが、その1時間の時間の中で回せるようになった子は、高学年
で数人です。こつさえつかめばなんていうことないものです。日本でしたら休み時間など
を使ってみんな夢中で取り組み、本に出てくる4つ回しも出来るようになる子がでてくる
のですが、こちらでは継続してみてやれないので、そのとき回せなかったら、あきらめて
しまう子が大半でしょう。それが少し残念です。

その次に、1月に取り組んだ玉葱の皮を使っての豆絞りの染色、ゴムをはずして表れた
様々の模様に喜んでくれましたが、その布をそのまま持ち帰らせては、「ステキね。」で
ゴミ箱行きになるでしょう。その布を何とか使える物によみがえらせるという家庭は、ど
のくらいあるのでしょうか。

私は、是非とも日常使ってもらいたい、豆絞りを楽しんでもらいたいと思い、一旦布を回
収し、ポーチにして返すことにしました。そのポーチ、ミシンなどありませんので手縫い
でやり全員分やっと出来上がりました。ポーチの中には、折り紙の代表的なものの一つ、
「鶴」。遊べるものとして「風船」「ジャンピングかえる」を入れました。

低学年は、渡した後、かえるを使ってジャンプ競争をして楽しみました。又、高学年は、
3月の行事「ひなまつり」について説明した後、折り紙で雛人形を作りました。



◆とても充実した休み
USA/スクールインターン/長尾 雄人 さん ( 09/04〜10/06 )

だんだんと春の暖かさが感じられて来ましたがここはまだまだ寒いです。

学校の方が先週一週間休みだったのでテキサスの友達の所に遊びに行きとても充実した休
みを過ごせました。授業の方は今月からKindergartenのクラスにも教えていますがなかな
か言う事を聞かなくて大変です。

また最近は自分が持つクラスがすべて午後からなので午前中は学校の近くにあるESLス
クールで勉強してから学校に行ってます。



◆授業の進み具合に大変苦労しています
USA/スクールインターン/田崎 暢 さん ( 09/04〜10/04 )

二月に入り、まだまだ厳しい寒さが続いています。

今月は二度の大雪に見舞われて、学校が休校になりました。雪かきをしたり雪国ならでは
の体験をしました。

学校のほうでは、授業で節分を教え、冬休みの前にはバレンタインについてなどイベント
盛りだくさんの月となりました。

冬休みが一週間ほどあり、学校の先生方がスノボ、party、映画などいろんなところに連
れて行ってくれ有意義な休みを過ごすことができました。

日本に比べ休みが多いため、授業の進み具合に大変苦労していますが、しっかり計画を立
て充実した授業を行えるように日々頑張りたいと思います。
 


◆お転婆はオランダ語
Australia/国際教育体験プログラム/下 克哉 さん ( 09/04〜10/03 )

カタカナを始めたころについて。

カタカナは外国から来た言葉が元になっているということを説明し、その例としてペンや
ノートを挙げたところ(その時のトピックが”学校のもの”だったので)ふと思ったのが、
消しゴムのゴムはカタカナだけれどもゴムは英語じゃないなぁ・・なんだろう?というこ
とです。

そして調べてみたんですがゴムはオランダ語であることがわかりました。そのほかにもオ
ランダ語をもとにした言葉がすごいたくさんあって、ランドセル、ズック、なんと「お転
婆」までもがそうでした。

オランダとは江戸時代のころから交流があったのでいろんな言葉が入ったのでしょう。と
ても興味深いなと思いました。

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iiP 1ポイント レッスン「おてんばの語源由来」
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http://gogen-allguide.com/o/otenba.html
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◆よかった、と力が抜けて、涙が止まりませんでした
USA/海外教育交換プログラム/百嶋 友美 さん ( 09/04〜10/02 )

昨日が最後のインターンの一日でした。

今月は最後の月ということで日本語1の授業をまるまる担当させていただきました。授業
時間が85分と長く、どうしたら生徒の集中力を持続させられるか、生徒中心に活動させる
ためにはどういう内容が考えられるか、と十分に準備して授業に臨みました。

先月はお休みをもらいサンフランシスコで英語教員のトレーニング講座を受けましたが、
そこで学んだことを実際に使ってみるのがとても楽しくて、例えうまく流れなかったとし
ても、きちんと振り返り原因と改善策を考えることができました。やっぱり実際に授業を
するのは楽しいです。自分が考えた流れで生徒が日本語を発しているのを聞くと、「やっ
た!」という気持ちになりました。この3週間で生徒とのかかわりがずっと増えたような
気がします。

最後の日は、ある生徒がケーキを持ってきてくれて、そこには「I will miss you ともみ
せんせい」と着色料ばりばりの字が書いてありました。

スーパーの裏に入らせてもらってそこで書いてきたようです。パワーポイントのスライド
ショーまでしてくれてました。くやしいときしかあまり涙が出ない方なのですが、さすが
に嬉しくて涙が出ました。

ただ一番嬉しかったのは、日本語に興味があって、話すことが多かった子が、最後の日の
放課後に教室に来て「僕はあなたからたくさんのことを学びました」と言ってくれたこと
でした。

一年間ここにいて、自分が何が教えられたのか、どう役に立ったのがわからなくて、ずっ
と不安な、燃焼しきれていないような思いがありました。だからその言葉をもらったとき
は、嬉しくて、よかった、と力が抜けて、涙が止まりませんでした。

アメリカに来て自分で動けず、時間をもてあますこともありました。私はここで何してい
るんだろうと、帰りたいと思うことも何度もありました。でもだからこそ、生徒との出会
いは私のアメリカでの生活のすべてで、私がここで得たものの全てです。

楽しかったこと、つらかったこと全て含めて、このインターンを経験できてよかったです。
これから出会う日本の生徒たちに、私がここで見たこと知ったこと、学んだことを伝えて
いこうと思います。



◆私の初めての授業です!みんなとても楽しそうにして、喜んでくれました
USA/スクールインターン/Ms. Y.S. さん ( 10/01〜10/06 )

研修校は9年〜12年生(中3から高3)の生徒います。

日本語を取っている生徒は全部で200人くらいです。日本語の先生はアメリカ人(ホス
トティーチャ―)とアメリカ国籍の日本人(ハーフ)、日本人の先生の3人です。

最初は各先生の授業で自己紹介をしたり、生徒と話したりしてましたが、それぞれの先生
に独自の授業の進め方があるので、私は教室で授業の様子を見てたり、PCで調べ物をし
たり、宿題の採点をしたりの日々でした。

ある程度クラスの様子や学校の様子が分かったきたので、各先生方と話しをしました。
私が出る授業と出ない授業、その他は連絡を取り合ったりして授業を進めていく事にしま
した。なので授業がない日は自分の事に使えるので、時間をとても有効に使えてます!
ESLのクラスにも行かせていただいてます。

本当に3人ともすばらしい先生で、教育というものに熱心です。他の先生方もとっても親
切でおもしろくいい方ばかりです!また1つの授業まるまる使わせて頂ける機会が何個か
あるので今パワーポイントなど使って準備中です。

あと2月あたまに書道の授業をしました。私の初めての授業です!みんなとても楽しそう
にして、喜んでくれました。本当に嬉かったです。書道道具は送ってもらいました。



◆あまり言葉にはこだわらず、日本の文化を楽しんでもらえるように工夫
USA/国際教育実習プログラム/Ms. Y.Y. さん ( 10/01〜10/05 )

日本の昔話などDVDで持っていくと便利です。

私の学校にはvideoなどありません。日本語と英語の吹き替えと字幕の選択ができると、
かなり便利です。

学校の放課後、おりがみ、茶道、書道、柔道、紙芝居(DVD鑑賞)など、毎週同じ曜日に、
イベントをしています。教える学年は様々ですが、あまり言葉にはこだわらず、日本の文
化を楽しんでもらえるように工夫しているところです。



◆着物は学校の先生が寄贈してくれた花嫁衣裳
United Kingdom/スクールインターン/徳永 裕一 さん ( 09/04〜10/03 )

折紙、箸の使い方に続いて、習字と着物、そして茶道とアクティブな日本の文化を紹介し
てきました。

習字の手本は日本で作成した「友人」「英国」などでは不足となり、PCの楷書筆体を利
用して生徒の希望した「柔道」「空手」「漫画」などを追加しました。

着物は私の男物と学校の先生が寄贈してくれた花嫁衣裳を使い、交代で衣替えして記念写
真を撮りました。(女生徒は見ているのみで恥かしいとのことです。)

茶道は作る作法と飲む作法を紹介しました。袱紗のたたみ方など私も忘れてしまい、生徒
から冷かされたりしましたが、最後は生徒とお茶の飲み会となり、抹茶は美味しいと評判
になり、お菓子の代替の市販ケーキを一緒に食べて楽しく終わりました。

この間生徒の参加者が半減したので、飽きられたのかなと思っていると、日本のアート紹
介では30人に増えたりします。ネタも尽きてきて、そろそろ止めようと思うのですが、
「こんにちは」と声かけられると続けざるを得ません、ね!



◆クラスも少人数でやりやすくみんな真剣
Canada/国際教育体験プログラム/Ms. H.K. さん ( 09/04〜10/04 )

帰国する日が近いということもあって、最近はいろいろな学校から呼ばれます。

バレンタインが近いということもあり、折り紙でバレンタインに関するものを紹介してい
ます。

私が行っている学校はとても小さい学校なので、クラスも少人数でやりやすくみんな真剣
に私の説明を聞いてくれます。ただ、まだ多少先生の助けが必要ですが・・・・。



◆大人っぽいスウェーデンの学生を前にとても緊張
Sweden/国際教育実習プログラム/輿水 温子 さん ( 09/10〜10/07 )

毎週月曜日の放課後、日本語のクラスを持たせてもらっています。

最初の頃は、もちろん日本語を外国人に教えた経験がありませんから、どうしたらいいの
か全く分からず試行錯誤の繰り返しでした。大人っぽいスウェーデンの学生を前にとても
緊張したのを覚えています。

ちょうどその頃、スウェーデン語の語学学校に週に2回通い始めました。そこの先生はも
ちろんプロフェッショナルなので、いつも楽しい授業を提供してくれます。語学学校に慣
れただすと徐々に、「私のする授業と何が違うのだろう?」と語学を学ぶ“生徒”として
だけではなく、語学を教える“教師”としても授業に参加するようになりました。

今では語学学校の授業を参考にしたり、時にはそのままそっくり真似したりして日本語ク
ラスの授業内容を考えています。今までに10何回か日本語クラスの授業をしてきて、だん
だん生徒との距離が縮まっていることを実感しています。

日本に興味を持っている子の熱意に少しでも答えられるように頑張っていきたいと思いま
す。



◆地震の避難訓練をやってみたい
USA/スクールインターン/Ms. C.K. さん ( 09/05〜10/05 )

1月にハイチで大きな地震があり、アメリカは国が近いこともあって毎日のようにニュー
スで取り上げていました。

ですから地震大国の日本に住んでいるものとして「Earthquake」について授業をすること
にしました。私が今いるのはネブラスカですがここの人たちはなんと地震を経験したこと
がないのです。子供はもちろん大人の人たちもです。

まずはじめに震度について震度1から7までどれくらいの揺れなのかを話しましたが、話
だけでは分かりづらいと思ったので紙で家の外枠を作り固めの紙に貼りつけて実際にそれ
を揺らして揺れを表現してみました。

次に気象庁のホームページでみつけた1週間で何回地震があったのかがわかるグラフを見
せました。たったの1週間で100回以上(ほとんど揺れの感じないものも含まれます
が)あることに驚いていました。

そして阪神大震災の事を話しました。私は名古屋に住んでいるのであの地震で直接被害を
受けたわけではありません。でもあの日震度3の揺れで目覚め特に驚きもせずに普通に学
校に行ったら神戸が大変なことになっているという事を先生に聞かされ、また時間がたつ
につれて犠牲者が何百人から何千人へと増えていった事にとても衝撃を受けた記憶がある
のでその事を生徒たちに話しました。当時の被害の写真などもインターネットから拾って
見せました。そして私は生徒たちに質問しました。

「この地震で6千人以上の人が亡くなったんだけど、どれくらい揺れていたと思う?」

生徒たちの答えは「2,3時間」「10分」「1日」中には「4日間」というのもありま
した。私が「答えは20秒だよ」と言ったらみんなびっくりしていました。もちろん余震
や火災があったことも話しましたがあまりの短さにみんな「信じられない!」と言ってい
ました。また、実際にこの地震を体験した外国人の記事を見つけたのでみんなで読みまし
た。

最後に日本の学校には地震の避難訓練がある事を紹介しました。私の学校は火災と竜巻の
避難訓練はありますが地震の避難訓練はもちろんないので、これも日本とアメリカの違い
が分かって面白いと思います。生徒たちは興味津々でした。

「揺れを感じたら机の下にかくれる」「揺れが収まったら建物の外に逃げる」など。

この授業は先生たちに好評でした。地震を体験した事のない子供たちに実際の話を聞かせ
るのはとても良いことだとほめていただきました。また帰り際に、女の子が私の所に来て
「地震の避難訓練をやってみたい」と言ってくれたのがうれしかったです。



◆どんどん滞在期間が少なくなっていくのが寂しい
世界インターン/海外教育交換プログラム/福永 正輝 さん ( 09/07〜11/01 )

海外生活は、半年を越え、日本を海外からの目線で見られるようになってきたかなあと感
じています。

授業案を考えることが、即ち日本を見つめることになり、忙しかった日本の生活では、学
べなかったんじゃないかと思うことが多々あり、貴重な毎日を過ごしています。インター
ネットなどでも、色々調べようと思えば調べられますが、興味ある分野の本(武士道や、
日本の歴史、中国思想などなど)をネット注文し、家族に送ってもらって、毎日少なくと
も夜は読書して、「あー、そうだったんだ…」と今更ながら、日本の歴史や、今の日本の
現状などを学んでいます。

歴史や思想の勉強、文化や宗教の勉強は、慣れてきた海外生活において、更に色々な発見
を生み出します。(と、少々大げさなことを書いてしまっていますが、充実した日々を過
ごすことができています)

プレスクールから高校まで週ごとに通う生活は慣れてきました。

高校生レベル(レベルが高くてあせります…)に向けての授業は、その内容選択が難しい
氣がしますが、日本の青少年が自分自身のことや自国のことををどう思っているのか、と
いう内閣府の調査を利用して、こちらの生徒たち自身にも見つめ直してもらい、それを国
際比較して、色々発見し合ったり、自国のことや自分のことを見つめ直したり、私が感じ
ているフィンランドのすばらしいところを伝える、といった授業をしていこうと思います
(後進インターン生の参考になれば…)。

どんどん滞在期間が少なくなっていくのが寂しい毎日です。



◆ホストティーチャーとの相談は充分にとった方が良い
世界インターン/海外教育交換プログラム/久良 美幸 さん ( 09/04〜11/03 )

いよいよイギリスでの研修の最後の月を迎えました。

最後の授業としてホストの先生と相談した上で、「さくら さくら」の歌を教えて学校を
去ることにしました。(季節的には、「うれしいひなまつり」も教えたかったのですが、
残念ながら授業時間をいただけそうにありません。

それは当然のことで、学校にはカリキュラムがあります。

その学年で子どもに教えて身につけさせないといけないことがきっちりと決まっているか
らです。そのための時数にそんなにたくさんの余裕はありません。なので、私はよくお昼
休みをお願いして授業時間にいただくようにしました。

子どもたちは、たとえ休み時間でも興味があるものなら喜んで来てくれます。)桜やお花
見のシーンを紹介する写真を数枚、歌を教えるためにあらかじめ指導したい簡単な5つの
単語(SAKURA YAMA KASUMI KUMO ASAHI)の文字と写真、
それから歌詞(歌の意味を下の段に英語で説明したもの)を合わせたプレゼンテーション
をつくりました。

歌入りCDは、あったらとても便利です。

ネットでも聞けるようですが・・・。この学校では、とっても日本日本した曲が好まれま
した。

自分が教えてみたいと思う曲とホストティーチャーが自分の生徒に教えて欲しいと思う曲
には少しギャップがあることに気付きました。教えること、教える時間、教える方法・・
など事前にホストティーチャーとの相談は充分にとった方が良いと思います。


◆ネタも特にサーモンは新鮮で美味しい
Finland/EU/海外教育交換プログラム/森 一広 さん ( 09/04〜10/03 )

いろいろな場面で寿司パーティを行っています。

中学校の家庭科の授業や、先生方や地元の人々の自宅などでのり巻き寿司と握りずしを紹
介しつくってもらっています。のり、わさび、寿司酢、まきす、しょうゆといった基本的
な材料はスーパーに売っていますし、ネタも特にサーモンは新鮮で美味しいです。
私の住むソトカモSotkamoくらい田舎になると、寿司は知っていても実際に食べたことが
無い人も結構多いので喜ばれています。

滞在期間も残り少なくなってきました。最後に何か地元の人々が喜んでもらえることがで
きればと思います。



◆もっと日本語の授業があったらいいのに
Canada/海外教育交換プログラム/松下 千里 さん ( 09/04〜10/04 )

今週は、日本の節分について説明し、みんなで鬼のお面をつくりました。

日本の鬼についてのイメージを伝えるために、まずは3択クイズ。

@鬼はどこに住んでいる?

A鬼が持っているものは?

B鬼の嫌いなものは?

C鬼を追い払うためにまくのは何?

正解した子供にはキティちゃんのシールを進呈。

つたない英語で長々と説明するよりは、的を絞ってクイズ形式にしたほうが、子供たちに
はいいと思ったからです。

お面は、白い画用紙に絵をコピーし、あらかじめ目と口をカッターで切り抜いておき、耳
の部分にパンチで穴をあけて輪ゴムを通しました。各自好きな色を塗り、喜んで持って帰
っていました。

「日本語の授業は、なぜ週に1度しかないの?もっと日本語の授業があったらいいの
に。」と言ってもらえたことが、とても嬉しかったです。



◆人のあたたかさ、思いやり・・・多くのことを改めて学べている
Canada/海外教育交換プログラム/Ms. A.M. さん ( 09/09〜10/06 )

早いものでこちらにきて5カ月経ちました。

そして、1月末でアシスタントをしていた日本語のクラスが終わってしまったので、2月
からは近辺の小学校を紹介してもらいそちらに通うことになります。小学校では色々なア
クティビティを通して日本文化に触れてもらったり、簡単な日本語を教えたりしたいと思
っています。

1月末で日本語のクラスが終わってしまったのですが、ここでは本当にいい経験ができま
した。わたしにとって忘れられないものになったと思います。はじめはSecondary School
でアシスタントなんて・・・ととても不安だったのですが、ここでたくさんの生徒達と出
会えてよかったと思っています。多くの子が日本について興味をもってくれ、授業も楽し
んでくれました。わたしは、こんなにも日本に興味をもってくれることにとても驚き、ま
たとても嬉しく思いました。

最後の授業のときに、わたしから感謝の気持ちをこめて、生徒達にスピーチをしました。
生徒達は喜んでくれたようでよかったです。そんなことをしていると、なんと生徒達から
サプライズプレゼントがありました。ある子は、わたしのために歌を作ってくれてみんな
の前で歌ってくれました。ほかにも、ケーキを用意してくれたり、おもち、お寿司など自
分で作り方を本やインターネットで探して作ってきてくれたり・・・。感動でした。心か
ら、この生徒達に出会えてよかったなぁと思いました。

こちらへ来て、もちろん英語も学べていますが、それ以外にも、人のあたたかさ、思いや
り・・・多くのことを改めて学べている気がします。

2月からは小学校へ行くので、またそこでの新たな出会いが楽しみです。


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