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Intern Report
2007/05

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◆40度以上の暑さの中でも学生たちは上着を着用
Thailand/EU/カレッジ/伊東 美智子 さん ( 07/03〜08/02 )

連日40度以上の暑さの中でも学生たちは上着を着用し、清楚な感じなのには感
心しています。

サマーコース3コースは同じメンバー5人で、日本語学習暦1年未満ですがよく
勉強しています。少々難しいかと思われたテキストも何とかスムーズに進める
ことが出来るようになりました。

学生は皆とにかく素直なので終了時には日本語の力がかなり向上しているので
はないかと楽しみにしています。これからテスト問題作成にとりかからなけれ
ばなりません。

4月が1番暑いそうですが何とか暑さを乗り越えたいと思っております。



◆kids and faculties saw the board with curious eyes
USA/School-KR-SACE/Ms. B.O. ( 07/01〜08/01 )

Since I felt more comfortable here, I started to introduce Korea and
Korean culture to the students from this month.

At first, I made a bulletin board in the class of Ms. Schields who is
assigned me for school. The board consisted of some pictures and
paintings about Korean culture such as clothing, food, housing, art,
something like that. It took much more time than I had thought but I
was happy when kids and faculties saw the board with curious eyes and
said to me that was great.

After finishing making bulletin board, I prepared my first class.
Since it was my first lesson, I thought I had to give students some
general information about Korea such as location, capital, nature,
climate and national symbols. Thus, I made a power point about those
things with many pictures, maps, movies, and songs. And after the
presentation, I let students make Taegeukgi which is the national flag
of Korea.

Because it was my first trial, I was very excited. But also I was
nervous. But everything was fine, thanks to the consideration of the
teacher and kids. Now, I did the presentation of my first subject in
all of the class of elementary school.

Next week, I am going to visit high school just for watch what they do
and I want to give them lesson someday in April. And, of course, I
will continue the presentation in elementary school.



◆I decieded good choice so far.
USA/School-KR-SACE/Ms. B.H. ( 07/01〜08/01 )

I am totally enjoying my internship in this elementary school where is
in missouri state. I like to be knowing about the American culture
also I really like to learn about treating the kids, because I want to
be a teacher in Korea someday.

My English is not good yet though, most people are trying to
understand me and help me to improve my English. Especailly my host
family is very helpful to me. They give me what I need mercifully. And
they are trying to show me diverse America culture.
I have been thought I have a good opportunity, and I decieded good
choice so far.



◆いろいろな考えや価値観に触れられることもまた貴重な経験
Australia/スクールインターン/Ms. K.I. ( 06/07〜07/06 )

学校の秋休みに一人でタスマニアに旅行に行きました。

長期休暇の度に一人で一週間ほど旅行に出かけるのですが、安いホステルに泊
まると、日本人も含めていろんな国から来た人たちと同室になり、その人たち
と話をするのも旅の楽しみの一つです。

今回はドイツ人と日本人の女の子と会い、どちらもオーストラリア中を一人で
回っているのだと言っていました。

ホステルで会う人達はみんな、年齢もバラバラ、英語を話せるのも一人であち
こち旅をすることも当たり前といった感じで、そういうことを「特別」と思っ
ていた私は自分の視野がまだまだ狭いことを感じさせられます。

学校で働く毎日も大きな経験ですが、旅行をして世界中の人達のいろいろな考
えや価値観に触れられることもまた貴重な経験だと思っています。



◆なかなか自分の意見が言えない
Canada/スクールインターン/山岸 智子 さん ( 07/01〜08/01 )

2週間前に新しいホストファミリーの家に引越しました。

前のホストファミリーには2ヶ月お世話になりとても仲良くなってので、引っ
越すときは寂しい気もしましたが、いつでも遊びにおいでと言っていただきま
した。

また新しいホストファミリーもとても良い方で、最初は少し緊張しましたが、
一緒に時間を過ごしたり話をして今ではすっかり慣れてきました。家庭によっ
て生活スタイルや食生活も違って、また新しい経験ができて毎日楽しく過ごし
ています。

最近はよくホストファミリーと映画を見ているのですが、英語の字幕をつけて
もわからない部分が多く、見たあとに「どう思った?」と聞かれなかなか自分
の意見が言えないのに悩んでいます。

ホストファミリーと色々なことを話す中で自分の意見をしっかりもち、それを
自分の言葉で相手に伝えることの大切さを改めて感じています。



◆手作りの御守り
Australia/スクールインターン/和田 千穂 さん ( 06/08〜07/08 )

メルボルンの気候もだんだん冬に近づいてきて寒くなると同時に、研修期間が
あと3ヶ月ちょっとという現実に考えさせられます。月日はあっという間に過
ぎていきますね。

先月は学校でインターナショナルカルチュラル・ウィークというのがあって、
それぞれの国の洋服をきたりさまざまなアクティビティーがありました。
私も浴衣をきてアッセンブリーに参加したり、桃太郎の紙芝居を読んだ後に画
用紙で桃太郎のハチマキを作ったり日本一の旗を作ったりしました。
子供達はみんなお喜びで、帰るときもハチマキをかぶったままでした。

高校3年生は4人しか生徒がいないんですが、受験まで見届けてあげられない
ので、手作りの御守りを作ってあげようと思ってます。

残りの時間をもっと有効的に過ごせるよう頑張りたいとおもいます!!



◆すごくいい機会
USA/スクールインターン/Ms. K.K. さん ( 06/09〜07/09 )

最近時が経つのを本当に早く感じます。時間がどんどん過ぎていくことにあせ
る気持ちもありますが、ここでの研修がスタートした当時と今を比べてみると、
確実に始めの頃とは何かが違う自分がいます。

始めの頃は、自分のクラスを考えることで頭がいっぱいでしたが、近頃はそれ
以外のことにも余裕を持って取り組めるようになったと思います。

もっと何かできないかと思い、1年生の担任の先生に相談したところ、日本文
化の授業に加えて、SCIENCEの授業に挑戦させてくれることになりました。

「植物に関することなら好きに教えていいよ」と言われ、今は日本文化の授業
のplanningに加えSCIENCEのplanningもしています。1年生に教えるとはいえ、
SCIENCEはどちらかというと苦手な教科だったので、考えるのは大変です。

でも、大変で苦労することって悪くないですよね!できることはなんでも挑戦
してみたいと思っています。すごくいい機会を与えてもらうことができて、本
当に嬉しく思っています。自分から相談し、行動したことでもらったチャンス
なので、尚更です。

私のSCIENCEのクラスは全部で4回、1回の授業は約50分間です。この前1回
目の授業をしました。担任の先生と考えたテーマは“What do plants need?”。
みんなで植物には何が必要なのかを考えて話し合い、その後マリーゴールドの
種を植えました。育てた後は、ポットにペイントをし、母の日のプレゼントに
する計画です。もし日本文化の授業で、日本の母の日について紹介できるとす
れば、そのときにカードを作り、マリーゴールドに添えて渡せたらいいなと考
えています。

自分で行動するということがどれだけ大事なことなのか、小さなことでも行動
を起こすことによって、どれだけ生活が変わってくるのかを改めて実感してい
ます。残りの研修生活をもっと充実したものにできるように頑張りたいと思い
ます。



◆今月がインターン最終月
USA/スクールインターン/Ms. M.K. さん ( 06/10〜07/04 )

スペイン語、体育、音楽、日本語担当の先生で小学生クラスと幼稚園クラスを
分担して歌や踊りを指導し、披露する発表会が今月半ばにあります。

私は二年生と四年生クラスを担当することになり、二月末より準備を始め、一
カ月ほど経ちました。四年生クラスでは、準備を始めてから数週間は"こぶと
りじいさん"の演劇を披露しようと鬼のお面を作ったり、短くアレンジしたシ
ナリオを元に台詞の練習をしていたのですが、私の力不足で全員の集中力を一
つにすることができず、担任の先生に相談させて頂いき、無難に歌と踊りを披
露することにしました。

今は"かえるのうた"の輪唱や"アルプス1万尺"の手を使った踊りを指導してい
ます。一方、二年生のクラスではチューリップやチョウチョ、うさぎなど春の
モチーフを折り紙で折り、生徒に空と丘の絵を描いてもらったボードに張り付
けて発表会当日に展示します。

"チューリップ"の歌も合わせて披露する予定でいます。今では日本の子供達か
と思うほど立派に歌を歌えるようになりました。

日本語の歌を練習するにあたり、日本語の発音も合わせて指導しました。特に
生徒が引っ掛かりやすいのが母音同士の組み合わさった単語です。例えば、ア
メリカ人は"E"を"エと発音したり"イ"と発音したりするので、日本人が書くロ
ーマ字では日本人の思うような発音にはならないことが多々あります。

この点に関して、今月がインターン最終月でなければもっと話を広げて指導し
たかったなぁ..と残念な気持ちです。



◆『ポケットモンスター』を日本語で
USA/スクールインターン/吉田 有希 さん ( 06/10〜07/07 )

春休み前、最後の授業で日本のアニメ『ポケットモンスター』を日本語で見せ
ました。

およそ二ヶ月間、日本語の授業を受けてきた生徒たちはアニメの中からいくつ
かの簡単な言葉をキャッチできていました。

「こんにちは」や「ありがとう」などの基本的な言葉ですが自然な会話スピー
ドのアニメから言葉を認識できたことは教えてた側としてはとてもうれしい限
りです。『ポケモン』はハローキティと同じくらい幼稚園、小学校では浸透し
ていて、男の子の中には『遊戯王』を知っている子も何人かいました。通常の
本屋さんでは日本のように大規模な漫画コーナーがあるわけではないので、テ
レビゲームの影響が強い気もします。

基本的な日本語を覚えた後で生徒たちの興味のあるアニメやテレビなどをみせ
て自分で言葉を楽しみながら認識できるようにするものいいかもしれないと思
います。



◆こうしたことは本当に日常茶飯事
Thailand/EU/カレッジ/Mr. H.N. さん ( 06/04〜07/05 )

タイは4月が真夏。夏の真ん中にタイ正月(今年は4月13日から)があります。

タイ正月ソンクラーンの水掛祭りではチェンマイが最も有名ですが、それには
昨年参戦したので、今年は休暇中にマレーシアを訪れることをしました。

6年前にマレーシアの高校生を1年間ホストファミリーとして預かったので彼
女とご家族を再訪しようという企画です。
 
今朝宿舎の受付から「タクシー来ている」と突然呼ばれましたが、これは明日
の空港への送りを予約したのを間違えて来たもの。

こうしたことは本当に日常茶飯事で、例えば先月、大学生の娘がこちらのNPO
で2週間のフィールドワークをした時に、最終日に迎えに行って、私の宿舎で
荷物を整理したあと空港に送るという段取りを決めました。

予約しておいたタクシー(知り合って間もなかったのですが比較的信頼できる
と思われた運転手に個人的に頼んでありました)が来ないので電話すると「今
日は行けない」と。。

しかたなく他のソンタウ(乗り合いタクシー)を呼んで娘を迎えに行って、2
時に宿舎にもどったときに、5時の空港への送りもお願いしました。
5時になっても来ないので(もう、やはりという感じ)電話をすると「あっ
、忘れてた」といって急いで(すごい笑顔で)やってきます。

人は悪いとも思えないのですが、こんな感じ。これに比べるとツアーのガイド
などは約束を破ることはまずないようですし、個人的な友人も、日本語学科の
個人的なレベルの問題以上に、会社の運営システムとか規範に問題があるのか
も知れないし、結局それで許されてしまうという環境があるのだと思います。

こんな時、日本人は「国民性」「文化」と言いたくなるのですが、明治の最初
に日本を訪れた英国人はこのように書いています。「当時は一般の人々は時計
を持たなかったし、また時間の厳守ということもなかったのである。2時に招
かれたとしても、1時に行くこともあり、3時になることもあり、もっとおそ
く出かける場合もよくある。」(アーネスト・サトウ『一外交官の見た明治維
新』)。

いろいろな人と出会って思うのですが、「○○人は」と決めつけるのは最悪だ
し、文化を固定的なものととらえてもいけないと思いますが、逆に、全ては「
人による」ということでもなく、人のおかれている状況を見ていく態度が必要
かと考えさせられます。



◆この町では日本人の代表
Canada/スクールインターン/Ms. S.A. さん ( 06/10〜07/10 )

先日、滞在している町の新聞会社の方にインタビューされました。以前知り合
いの方も、地元の新聞に載ったとおっしゃっていて、もしかしたら同じような
ことがあるかもしれないと言われていました。

そのインタビューを受けたことによって、こちらに来たばかりの頃は文化の違
いに驚かされたり、カルチャーショックを受けたことを思い出しました。

それまでのこちらの生活を振り返る、いい機会になりました。それと同時に、
『町のたった一人の日本人』と紹介されたので、改めて学校でももっと頑張ら
なければいけないという気持ちになり、残りの学校での活動もより良いものに
していけたらと思います。

この町では日本人の代表なんだという気持ちで、自信を持ってこれからも精進
していきます。



◆自分の英語がこれだけ多くの人に一度で通じた
Canada/ワーク&カルチャーインターン/Ms. H.K. さん ( 06/05〜07/05 )

自分では英語の面でたいして成長はしていないなぁと気になりながらも、研修
終了まであと1ヶ月半となりました。時間の流れの早さにただ、ただ驚いてい
ます。

日ごろの業務の中に、受付の留守電の確認という仕事があります。もともと、
あまり電話のかかってくるところではないので留守電は何日かに一度チェック
すればいい程度で、よく間違い電話のメッセージも入っています。

難しい内容のメッセージに関しては、他の方が返答してくれるのですが、間違
い電話等の簡単なものは私が電話をかけることになっています。言うべきこと
を頭で整理して、メモをして、なるべく簡潔に電話をかけようとするのですが、
何度やっても一向に慣れる気配もなく苦手の仕事のひとつであります。

移民の国カナダ、メッセージを残した方がアクセントが強い場合もありますし、
英語名でない聞き慣れない名前を留守電から聞き取るのは至難の業です。一度
で返電がスムーズにいきすごく自信がついた気分でいたら、受付に人が来てそ
の人が何を言ってるのかよくわからなく、「何言ってるのこの子は?」のよう
な表情をされると一気にがっくりときます。

いつもそんな「喜び」と「がっくり」の繰り返し。

先日オランダよりお客さんが来て20名程の会議がありました。私は写真を撮
る役として、参加するように言われ会議室の端の方で座っていました。みなさ
んスーツを着ていてなんだか重々しい雰囲気のする会議。そこでなんと会議を
始める前に一人ひとり自己紹介をすることになってしまいました。

私は写真を撮るためだけに参加したのに、なぜか皆さんの前で自己紹介をする
はめに。

次々に難しい英語が飛び交う中で、どうにかしてその会議室を抜け出したい気
持ちでいっぱいでした。自分の番になり仕方なく自己紹介をし、「今日は写真
を撮るためだけにここにいる」ことを伝えた瞬間、ワッー!と会議室中に笑い
声が上がりました。

その瞬間、なんだかうれしかったのです。「自分の英語がこれだけ多くの人に
一度で通じた」「自分の発音がすぐに一度で通じた」そのことが、そのその笑
いの起こった「速さ」に現れていました。「あーできた、自分にもできた」と
思えたことが何よりもうれしかったのです。

いつも中途半端な英語を話しながら、ここまできてしまったという気持ちは常
にあります。でも、きっと何かは学んでいるはず。きっと何かを身につけてい
るはず。でも当初の期待通りに英語力がつかないと「そのこと自体に落胆」し、
何も成長しなかった気さえしてくる。

でもきっと成長している。英語においてだけではなくて、多くの文化を知るこ
とは面白いと思ったこと、自分は日本人と再認識したこと、それも大きな心の
成長。

こちらに来た当初から続けていることは、新しい単語を覚えたらノートに書い
ていくこと。初めは小さなただのノートに過ぎなかったけど今ではたくさんの
単語が詰まった大切なノートになりつつあります。小さいノートだけど、気づ
いたらもう28ページ目。

知らない単語を耳にすると辞書で調べノートに記す。辞書を引いて気づくのは、
調べる単語のほとんどに「口語」や「俗語」と書いてあること。日本では習え
なかった生の英語をたくさん学んでいることに日々びっくりしています。

たまに、そのノートの最初のページを見直すと「こんな単語も知らなかったの
か」と「過去の自分」に「今の自分」が驚かされます。こうして、日々学んで
いることの足跡をつけて歩いていかなければ何も自分の成長に気づけなかった
はず。そういう意味でノートをつけてきたことは正解だったと思います。

研修が終わって日本に帰国したら、みなさんとの思い出の写真をファイルにま
とめて、教えてもらった単語も一覧にして、お世話になった方にお礼に送ろう
と計画中です。



◆医療などの充実のためには高い税金を納得して払う
Denmark/EU/スクールインターン/石田 英之 さん ( 06/11〜07/08 )

風邪をこじらせ、病院へ行きました。

デンマークでは誰でも無料で診療を受けることができます。入院も出産を含め
て一切お金はかかりません。また、ビザを持っていて、住民登録を済ましてい
る外国人はデンマーク人と同じように無料で医療を受けることができます。

役所で住民登録を済ませると同時に家庭医を選びます。病気をした時は家庭医
の診断を受け、そこで専門医に見てもらったほうが良い場合は紹介状を書いて
もらい、それに従った専門医に見てもらうようになります。

薬に関しては医薬分業になっていて、医師の処方箋を薬局へ持って行くと薬が
もらえます。薬は自己負担があり、その負担率は薬の種類によります。

医療・福祉・教育は全て無料。さすがは『福祉大国』、『幸福度の高い国、世
界一※』と思いますが、このシステムを支えているのは、極めて高い税金です。
直接税率(所得税、地方税)は約50%、消費税率は25%にも上ります。収
入の約半分は税金に消え、消費税も高いせいか物価も驚くほど高いです(ちな
みに新車の税率は180%)。

しかし、デンマーク人は税金を医療や福祉、教育などに使うのならば高くても
構わないと考えています。医療などの充実のためには高い税金を納得して払う
という国民全体の意識があるようです。

※最新の社会心理学研究で、デンマークは世界中で最も幸福度の高い国に位置
づけられました。

この研究は、世界保健機関(WHO)やユネスコなどによる100件以上の国際統計
データをもとにイギリス・レスター大学の教授が行ったものです(2006年)。
調査結果には、人々の生活全般や社会環境への満足度が反映していて、デンマ
ークは平等な社会体制、国民意識の強さ、すぐれた医療・教育制度の点におい
て幸せとされています。

また、ロッテルダムのイラスムス大学の教授が毎年行っている幸福度調査で、
2004年のデータとして「デンマークは世界一幸福度の高い国である」と報じら
れました。

他にもアメリカのペンシルバニア大学の教授が、「世界で一番住みやすい国」
(1995年)をデンマークと発表し、又、EU25カ国の『生活の満足度調査』でト
ップにあげられました(2006年)。



◆ホストファミリーに恵まれている
USA/スクールインターン/Ms. Y.S. さん ( 06/10〜07/07 )

カリフォルニアの私の派遣先の地区は、4月の第一週が春休み(Easter Break)
でした。

ホストファミリーの方に、ヨセミテ国立公園につれていっていただきました。
ふだんから自然がたくさんある地域で活動しているものの、国立公園はやはり
別格!! 滝と花崗岩の一枚岩が主な名所ですが、どれもずっと見ていたくなる
ような、本当にスケールの大きなものでした。ロッククライミングも初挑戦。

アメリカの自然のスケールは、本当に感動します。

今回のこの研修で一番に思うこと。それは、ホストファミリーに恵まれている
な、ということ。共働きの家庭で、教会行事、ボランティア等、様々な活動に
も参加しているので、ご家族にとって忙しい時期もあり、車を持っていない私
は暇な時もたくさんあります。それでも、できるならそういった活動に私を連
れて行ってくれたり。とにかく、アメリカ生活を楽しんでもらおう、という私
に対する思いをいつも感じます。

あと残り3ヶ月。ご家族の方にも、私を受け入れてよかったと思ってもらえる
ように、日々気持ちよく過ごしたいと思います。



◆自分からアクションをかけることが必要
Canada/スクールインターン/武田 和枝 さん ( 07/01〜07/07 )

こちらに来て二ヶ月半近く経ちました。当初は生活に適応できているなと感じ
ていたのですが二ヶ月前後で、異国の地での生活の苦労や孤独感を感じるよう
になりました。

前向きに新たに行動しなければとスプリングブレイクで日本人の知人に会った
り、一人旅を初めてして久しぶりに日本語を話せてとても嬉しく思いました。

苦労体験も聞き、私だけが悩んでいるのではなく皆苦労して今があると再度認
識したので私にとって貴重な時間を過ごせました。そして、ホストファミリー
に対しても旅行中にどうしているかなと毎日気になり、自分でも愛着が沸いて
きたんだなと実感しました。改めて家族と同じように接してくれ良くして頂い
ているので有難いなと思いました。離れてみて、大事な人達だと認識ができ私
にとってとても良い休みを過ごせました。

旅行から帰ってきた後、前よりもオーブンに家族と接することができている気
がします。学校生活に対しても、もっと自分から接していこうという気持ちも
生まれました。子供達から名前を読んでもらったりするととても嬉しいので、
もっと仲良くなりたいなと思います。それには自分からアクションをかけるこ
とが必要なのでスプリングブレイク後は毎朝校長先生と一緒に外に出て子供達
を迎え、挨拶をすることにしました。

日本紹介をする上で授業を円滑にするにも生徒とコミュニケーションを良くす
る事は大切なのでできる努力はしていきたいと思いました。



◆今まで生きてきた中で一番素晴らしい1年
Canada/スクール/由川 真奈美 さん ( 06/04〜07/04 )

いよいよ研修期間もあと1週間となりました。しかし全く実感がありません。
それだけ私にとってここは今では第二の故郷と呼べるくらい大きな存在になり
ました。

子供達も町の人達も。1年、あっという間でしたが、1年とは思えないくらい
とてもたくさんの素晴らしい経験をしました。たくさんのものを貰ってばかり
でした。代わりに私は何かあげることができたのかわかりませんが、ほんの少
しでも何か残せていたらいいなと思います。

授業では1年間「子供達が楽しめる授業」を目標に活動してきました。校長先
生やいろんな先生のご好意でいろんな年齢の生徒に教えられる時間をもたくさ
んらえたことはとても幸運なことでした。時にはネタを考えるのが大変でした
が、とても充実していました。

1年間を通して学んだことは数え切れないくらいありますが、一番はやはり感
謝の心です。

いろんな人の助けがなければこの1年活動してこれませんでした。すべての人、
すべてのことにすごく感謝しています。この1年は今まで生きてきた中で一番
素晴らしい1年でした。



◆子供たちは相変わらずなついてくれて可愛い
Australia/スクールインターン/Ms. S.K. ( 07/02〜07/11 )

先週から新しいTERMが始まりました。2週間のホリデーはホストファミリーに
パースに連れてってもらったり誕生日パーティをしてもらったり、初めてサー
フィンをしたり充実したホリデーを過ごせました!!

子供たちは相変わらずなついてくれて可愛いです。でも特に高学年の男の子達
は生意気だったり扱いにくいなぁと思ったりいろいろ悩んだりすることもあり
ます。でも少しづつでも仲良くなれるといいなと思うし、はじめから全てうま
くいくわけじゃないし焦らず頑張ろうと思ってます!

私のホストファミリーは毎月変わります。仲良くなれて、全てに本当に慣れた
ころに変わらなきゃいけないのは結構キツイです。でも今のところどの家庭も
それぞれすごくいいので恵まれてます。毎月変わるのは大変だけど、これもま
たいい経験かなって思います☆

とにかく毎日いろいろ経験して充実した日々を送ってます!!



◆日本にこだわらないアートと音楽のクラブ
United Kingdom/スクールインターン(LAP)/Ms. E.K. さん ( 06/10〜07/10 )

このハーフタームから、日本にこだわらないアートと音楽のクラブを持つこと
になり、更に生徒にピアノの個人レッスンをつけることになりました。

日本紹介のクラスは週2時間、その他ジャパニーズクラブと、1日1校ずつ周辺
の村と町のプライマリースクールに教えに行っています。

日本から来たからもちろん日本の事を教えるのですが、自分の特技や趣味、で
きるものは何でも出し惜しみせずに披露していくと、色々な所で声がかかるよ
うになると思いました。



◆もっと日本のことが知りたい、もっと日本語も知りたい!
USA/スクールインターン/Ms. Y.T. ( 06/10〜07/07 )

日本から持参したパソコンが動かなくなり、修理に3週間ほどかかりました。
パソコンが故障していかにパソコンに頼っていたかが分かりました。

日本語で情報が取れないと授業で質問を受けた時にインターネットで調べるこ
とも出来ず、毎日の授業の記録も見る事が出来ず大変困りました。

4月から、ドイツ語の先生の勧めで、放課後の日本語クラスを週2回始めまし
た。

子供達は、もっと日本のことが知りたい、もっと日本語も知りたい!と意欲満
々で、子供達の熱意に応えるためがんばっています。



◆達成感・粘り強さを教えたい
USA/海外教育交換プログラム/尾本 昌克 さん ( 06/09〜07/09 )

現在の日本の小学低学年の一般的行動パターンを見ていないので何ともいえな
いが、こちらの子達、(私の同時代の子に比べ)粘り強さを感じない。靴紐を
結べない(これはこの年代ならあり得るかも)、服のボタンを外せない・入れ
られない、すぐに助けを求める。

私は、「継続性(同じことを繰り返して覚えてもらう)」「定着性(身につけ
て忘れないようにする)」を目標にしてきた。ただ単にちょっと紹介して終わ
り、そして「あ〜楽しかった」で終わるようにはしたくない。それでは意味が
ない。

ということで、小1・小2のレギュラー授業では折り紙しかやらないことにし
た。鶴の折り方をシェアすることよりも、「鶴を折る」という粘り強くやらな
いと完成しない、彼らにとっては大仕事を実現するという作業をさせることで、
達成感・粘り強さを教えたいという流れにした。

1つのプロセスを教えると、一人ひとりに目を配り、折り方を目の前で教え、
そういった作業をするとあっという間に30分が過ぎる。そして、同じプロセ
スをもう1週。この繰り返しで6週間。小2では5名ほどが一人でできるよう
に、そして先生として友だちに教え合うところまでいった。小1でも数名は自
分でできるかチャレンジできるまでになった。また、小1ではときどきお昼休
みに教室に乱入して個人対応も実施。最後には、次の授業の時に2名を呼んで
個別対応で最後まで完成させた。

全員に、というところまで行かなかったのが悔しい限りだが、小2では教え合
うところまでいったこと、小1でも苦労したという経験をさせたことを自己評
価したい。

イースター休み明けからは彼らが年度初めから望んでいた「カエル」に挑戦。
私としては鶴より難しいと思っているので、同じように何週かかってでもやら
せたいと思う。



◆この国の教育の秘密、この国の人々の秘密をもっともっと発見
Finland/EU/スクールインターン/大久保 恵美子 さん ( 06/09〜07/08 )

こちらの国に来て、驚いたことの一つに、人々の外国語能力の高さが挙げられ
ます。

多くの大人がコミュニケーションが取れる程度の英語力をもっており、若い人
(大学生から高校生位)であれば、学校の授業に英語でもついていけるような
能力を持っていることも全く珍しくありません。

私の小学校では、半分のクラスが一年生から英語を学び始め、5・6年生では、
第二外国語としてフランス語やドイツ語、ロシア語などを大半の生徒が学習し
始め、高校生になると、自分の専攻した外国語の国に、交換留学生として短期
の留学をする生徒も多くいます。

この国の外国語習得能力の高さの理由の一つに、「人口が少ないために外国語
を勉強せざるを得ない国の状況のため」と言った意見を耳にすることもありま
すが、この国の「充実した外国語教育システム」にその習得率の高さの秘密が
隠れているのではないかと思うようになりました。

1、早期からの外国語教育の平等な機会
  (すべての公立学校で、3年生から英語教育が始まる)

2、少人数制の外国語教育
  (ただでさえ少ない約20人学級を英語のクラスはその半分で行う。
   つまり一クラス約10〜15人程度)

3、多くの交換留学制度
  (ヨーロッパの国々と多くの交換留学協定を結んでいるため、
   実際に学習した外国語を使い、勉強することに大変役立っている)

4、インターンシッププログラムの充実
  (ヨーロッパの国々で、ホテルやレストランなどで現地の言葉を使って
   給料をもらいながら働く機会が多く提供されている。)

5、エラスムス計画
  (大学生に限るが、EU内の多くの国々に短期間留学することが
   全く珍しいことではない。)


特に、3・4・5は、外国語習得に最も必要なモチベーションの維持に大変役
立っていると思われ、英語教育の後進国日本が学ぶ点が、多くあるように思い
ます。

あと残り数ヶ月のフィンランド生活、この国の教育の秘密、この国の人々の秘
密をもっともっと発見して、なにか少しでも日本の教育に還元できればと思っ
ています。


◆それぞれ個性的でとてもいい子供たち、先生方ばかり
USA/スクール/Ms. M.S. ( 06/09〜07/06 )

12月から3月いっぱいまでで、すべてのクラスを回りました。

学校のすべての子供たちと会話をし、名前を覚えることができました。廊下な
どですれ違うと、気軽に声をかけてくれます。先生方とも親しくなれて、コミ
ュニケーションがとれるようになりました。

どのクラスもどの先生も、それぞれ個性的でとてもいい子供たち、先生方ばか
りです。よく「どのクラスがいちばん好き?」と質問されますが、私には難し
い質問で選べません。

今、日本の授業の作品(書道や着物のぬりえ)を廊下に掲示しています。授業
が形として残るので、とてもうれしいです。



◆冷蔵庫に入れておいた味噌を捨てられてしまいました
United Kingdom/ワーク&カルチャー(LAP)/Ms. A.S. ( 07/02〜07/11 )

コミュニケーションがうまく取れなかったからか、冷蔵庫に入れておいた味噌
を捨てられてしまいました。

ホストマザーと話をして、解決しましたが、文化の違いを感じた一件でした。


◆最高のインターンシップでした
USA/海外教育交換プログラム/田中 直子 さん ( 06/04〜07/03 )

12ヶ月の研修期間をほんの少し切り上げ、3月末に帰国しました。おかげで、
目論見どおり、帰国後の就職がスムーズに行きました。

研修の最後の2週間くらいは、サプライズパーティーの連続。学校中の生徒や
先生、保護者の方々にまで、「なぜ帰らないといけないの?」「ずっといてて
」と言っていただいて、お別れするのが本当に辛かったです。

帰国の予定を変更して、せめてこちらの年度の終わりまでは残ろうかと本気で
悩んだほど。

帰国後もいろいろな先生方がメールを下さっています。私も是非この学校との
つながりを続けたいと思い、日本のことを英語で紹介するウェブページを作ろ
うと奮闘中です。

本当にお互い学ぶことの多い良い関係が作れた最高のインターンシップでした。



◆思っている以上に生徒は、物事を記憶しているよう
Canada/スクールインターン/Ms. T.K. さん ( 06/09〜07/06 )

この一月は春休みを境にほんの少しですが、日本語(単語程度)を教え始めま
した。

テーマを決め日本の様子を話しながら、生徒に絵を描いてもらい、それととも
にいくつかの日本語の単語を書いたり発音したりしています。

今まで、日本の昔からある年中行事ばかりの紹介でしたので、残り2ヶ月は、
写真を使って、現在の日本の様子を紹介していく予定です。

私が思っている以上に生徒は、物事を記憶しているようですので、今までに紹
介した話にも時折触れつつ、残りの時間でより多くの事が紹介していけたらと
考えております.



◆登校班毎に歩いて通学・狭いビルの中の観覧車のようなリフトに駐車
USA/スクール/木村 聡子 さん ( 06/09〜07/09 )

ホストマザーでありホスト校の校長でもあるLeslieが入手してくれたDVDで日
本の子供達の家庭や学校での生活を紹介しました。

これまで授業で学んできたことをリアルな画像で見ることによって改めて理解
や認識が深まったり新たな発見があったりして、子供達は本当に楽しんで見入
っていました。

ランドセルを背負って登校班毎に歩いて通学し、上靴に履き替えて校舎に入り、
給食を配膳し掃除をする子供達の姿、運動会の様子、運転席が右側にある車で
左側を走行し、狭いビルの中の観覧車のようなリフトに駐車する人々の様子な
ど、興味深いシーンが多かったようです。

他にも、日本の風景や文化を紹介するビデオが学校の図書館にあったので、こ
れも授業の中で利用しています。事前に自分自身で見て解説を加えたり質問に
答えたりする準備をして授業に備えました。

毎週月曜日に近所に住むホストの息子達の家族ともテーブルを共にするfamily
supperが恒例となっているのですが、私が簡単な日本食を用意するという機会
を設けてもらい、何種類かのおにぎりと味噌汁、出身地にちなんでお好み焼き
を振舞いました。

紙と爪楊枝で作った日本の国旗をおにぎりに飾り、折鶴の箸入れに割り箸を入
れて「いただきます」で食事がスタート。みんなの口に合うか少し心配でした
が気に入っておかわりをして楽しんでくれたのでホッとしました。

今月は端午の節句の紹介とこいのぼり作りが中心になる活動を予定しています。
引き続き充実した授業作りを工夫していきたいと思っています。




◆イタリアの学校には春休みはありません
Italy/スクール/切石 節司 さん ( 06/09〜07/05 )

イタリアの学校には春休みはありません。代わりにパスクア(復活祭)の前後
数日は学校は休校になり、これが春休みのようなものになるようです。

パスクアの日は毎年変わり、今年は4月8日(日)になります。私の勤務する
フィレンツェ近郊のマテウッチ中学校でも、4月5日から10日まで休校とな
ります。

生徒たちはこの休日を心待ちにしていますが、日本と違い、各教科ともかなり
の分量の宿題が出されるのが普通なので、遊んでばかりはいられないようです。


◆本当に事故にあってしまいました
Denmark/EU/スクール/細井 千聖 さん ( 06/10〜07/08 )

ホストファミリーが代わり、ビザや保険の証書など、各種重要書類のコピーを
セットにして、「とにかく私に何かあったら、これを一式病院に持っていって
」とファミリーに渡した矢先に、なんと本当に事故にあってしまいました。

自転車道が凍っていて、自転車で転んで大けがをしました。まさか保険のお世
話になるとは思いませんでした。もし保険を請求することになったら、まずど
こに電話をしたらよいのか、何の書類が必要になるのか、しっかり確認してお
くとよかったと後悔。

それから、持参するもので高額のもの(メガネ等)は領収書と保証書もかなら
ずつけてもっていくべきでした。保険会社の方いわく、事故時に壊して、保険
金を請求する場合、これらの書類はなくてもなんとかなりますが、添付したほ
うが断然よいそうです。

医者にかかったとき、医療用語のオンパレード、なおかつこちらは憔悴してい
るのでまともに会話ができませんでした。役に立ったのがホストファミリーに
渡していた英文の予防接種の記録です。

(医者は破傷風の予防接種を最後にしたのがいつなのか確認していました。)
日本のかかりつけのお医者に前もって書いてもらうことをお勧めします。




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